記事「大伴家持」 の 検索結果 526 件
-
4-773言(こと)とはぬ 木すらあじさゐ 諸弟(もろと)らが 練りのむらとに あざむかえけり言(こと)とはぬ 木すらあじさゐ 諸弟(もろと)らが 練りのむらとに あざむかえけり 事不問 木尚味狭藍 諸弟等之 練乃村戸二 所詐来
-
4-772夢(いめ)にだに 見えむと我れは ほどけども 相(あひ)し思はねば うべ見えずあらむ夢(いめ)にだに 見えむと我れは ほどけども 相(あひ)し思はねば うべ見えずあらむ 夢尓谷 将所見常吾者 保杼毛友 不相志思者 諾不所見有武
-
【4-771】偽りも 似つきてぞする うつしくも まこと我妹子(わぎもこ) 我れに恋ひめや偽りも 似つきてぞする うつしくも まこと我妹子(わぎもこ) 我れに恋ひめや 人眼多見 不相耳曽 情左倍 妹乎忘而 吾念莫國
-
【4-770】人目多み 逢はなくのみぞ 心さへ 妹を忘れて 我が思はなくに人目多み 逢はなくのみぞ 心さへ 妹を忘れて 我が思はなくに 人眼多見 不相耳曽 情左倍 妹乎忘而 吾念莫國
-
【4-769】ひさかたの 雨の降る日を ただ独り 山辺(やまへ)に居(を)れば いぶせかりけりひさかたの 雨の降る日を ただ独り 山辺(やまへ)に居(を)れば いぶせかりけり 久堅之 雨之落日乎 直獨 山邊尓居者 欝有来
-
【4-768】今知らす 久迩(くに)の都に 妹に逢はず 久しくなりぬ 行きて早見(はやみ)な今知らす 久迩(くに)の都に 妹に逢はず 久しくなりぬ 行きて早見(はやみ)な 今所知 久邇乃京尓 妹二不相 久成 行而早見奈
-
【4-767都路(みやこぢ)を 遠みか妹が このころは うけひて寝(ぬ)れど 夢(いめ)に見え来ぬ都路(みやこぢ)を 遠みか妹が このころは うけひて寝(ぬ)れど 夢(いめ)に見え来ぬ 都路乎 遠哉妹之 比来者 得飼飯而雖宿 夢尓不所見来
-
【4-765】一重(ひとへ)山 へなれるものを 月(つく)夜よみ 門に出で立ち 妹か待つらむ一重(ひとへ)山 へなれるものを 月(つく)夜よみ 門に出で立ち 妹か待つらむ 一隔山 重成物乎 月夜好見 門尓出立 妹可将待
-
【4-764百年(ももとせ)に 老舌出(おいしたい)でて よよむとも 我れはいとはじ 恋ひは増すとも百年(ももとせ)に 老舌出(おいしたい)でて よよむとも 我れはいとはじ 恋ひは増すとも 百年尓 老舌出而 与余牟友 吾者不□ 戀者益友
-
【4-755】夜のほどろ 出でつつ来らく たび数多(まね)く なれば我(あ)が胸 断ち焼くごとし夜のほどろ 出でつつ来らく たび数多(まね)く なれば我(あ)が胸 断ち焼くごとし 夜之穂杼呂 出都追来良久 遍多數 成者吾胸 截焼如
-
【4-754】夜のほどろ 我が出でて来れば 我妹子が 思へりしくし 面影に見ゆ夜のほどろ 我が出でて来れば 我妹子が 思へりしくし 面影に見ゆ 夜之穂杼呂 吾出而来者 吾妹子之 念有四九四 面影二三湯
-
【4-753】相見ては しましも恋は なぎむかと 思へどいよよ 恋ひまさりけり相見ては しましも恋は なぎむかと 思へどいよよ 恋ひまさりけり 相見者 須臾戀者 奈木六香登 雖念弥 戀益来