記事「大伴家持」 の 検索結果 526 件
-
20-4445鴬の 声は過ぎぬと 思へども しみにし心 なほ恋ひにけり鴬の 声は過ぎぬと 思へども しみにし心 なほ恋ひにけり 宇具比須乃 許恵波須疑奴等 於毛倍杼母 之美尓之許己呂 奈保古非尓家里
-
20-4443ひさかたの 雨は降りしく なでしこが いや初花に 恋しき我が背ひさかたの 雨は降りしく なでしこが いや初花に 恋しき我が背 比佐可多能 安米波布里之久 奈弖之故我 伊夜波都波奈尓 故非之伎和我勢
-
20-4435ふふめりし 花の初めに 来(こ)し我れや 散りなむ後(のち)に 都へ行かむふふめりし 花の初めに 来(こ)し我れや 散りなむ後(のち)に 都へ行かむ 布敷賣里之 波奈乃波自米尓 許之和礼夜 知里奈牟能知尓 美夜古敝由可無
-
20-4344ひばり上がる 春へとさやに なりぬれば 都も見えず 霞たなびくひばり上がる 春へとさやに なりぬれば 都も見えず 霞たなびく 比婆里安我流 波流弊等佐夜尓 奈理奴礼波 美夜古母美要受 可須美多奈妣久
-
20-4412島蔭に 我が船泊てて 告げ遣(や)らむ 使(つかひ)を無(な)みや 恋ひつつ行かむ島蔭に 我が船泊てて 告げ遣(や)らむ 使(つかひ)を無(な)みや 恋ひつつ行かむ 之麻可氣尓 和我布祢波弖□ 都氣也良牟 都可比乎奈美也 古非都々由加牟
-
20-4411家づとに 貝ぞ拾へる 浜波(はまなみ)は いやしくしくに 高く寄すれど家づとに 貝ぞ拾へる 浜波(はまなみ)は いやしくしくに 高く寄すれど 伊弊都刀尓 可比曽比里弊流 波麻奈美波 伊也之久々々二 多可久与須礼騰
-
20-4412島蔭に 我が船泊てて 告げ遣(や)らむ 使(つかひ)を無(な)みや 恋ひつつ行かむ島蔭に 我が船泊てて 告げ遣(や)らむ 使(つかひ)を無(な)みや 恋ひつつ行かむ 之麻可氣尓 和我布祢波弖□ 都氣也良牟 都可比乎奈美也 古非都々由加牟
-
20-4410み空行く 雲も使(つかひ)と 人は言へど 家づと遣らむ たづき知らずもみ空行く 雲も使(つかひ)と 人は言へど 家づと遣らむ たづき知らずも 美蘇良由久 々母々都可比等 比等波伊倍等 伊弊頭刀夜良武 多豆伎之良受母
-
20-4409家人の 斎へにかあらむ 平(たひら)けく 船出はしぬと 親に申さね家人の 斎へにかあらむ 平(たひら)けく 船出はしぬと 親に申さね 伊弊婢等乃 伊波倍尓可安良牟 多比良氣久 布奈□波之奴等 於夜尓麻乎佐祢
-
20-4408大君の 任(ま)けのまにまに大君の 任(ま)けのまにまに 島守に 我が立ち来れば ははそ葉の 母の命(みこと)は み裳(も)の裾 摘み上げ掻き撫で ちちの実の 父の命は 栲(たく)づのの 白髭の上ゆ 涙垂り 嘆きのたばく 鹿子(..
-
20-4400家思ふと 寐(い)を寝ず居れば 鶴が鳴く 葦辺(あしへ)も見えず 春の霞に家思ふと 寐(い)を寝ず居れば 鶴が鳴く 葦辺(あしへ)も見えず 春の霞に 伊弊於毛負等 伊乎祢受乎礼婆 多頭我奈久 安之弊毛美要受 波流乃可須美尓
-
20-4399海原に 霞たなびき 鶴が音の 悲しき宵は 国辺(くにへ)し思ほゆ海原に 霞たなびき 鶴が音の 悲しき宵は 国辺(くにへ)し思ほゆ 宇奈波良尓 霞多奈妣伎 多頭我祢乃 可奈之伎与比波 久尓弊之於毛保由