記事「新自由主義」 の 検索結果 213 件
-
大阪W選挙「大阪維新の会」が勝った。ツイッター上では「選択肢が橋本氏と平松氏しかないことが不幸」といった発言が見られる。 それはそうだが、本質的な問題は「なぜ、選択肢が橋本氏と平松氏しかないのか?」で..
-
最高研究機関の実態・補足「最高研究機関の実態」で依拠した、国立歴史民俗博物館教授・井原今朝雄の近況報告に訂正が入った(『日本歴史』763))。 該当部分は、このブログでは引用していないのだが、一応、示しておく(引用..
-
「事実と理論の緊張関係」と「革命」(3)-「事実と理論の緊張関係」の現代的意義-(「『事実と理論の緊張関係』と『革命』(2)の続き) 仮に現代に「革命」が起こったとして、それが正当性を有する最低限の条件は何であろうか。 それは、現在よりも人権状況が悪化することがあ..
-
著作権保護期間ーTTP報道副産物ー野田首相がTTP「参加方針」を表明し、TTP自体についてあらためて大きな報道がなされたが、個人的に思わぬ副産物があった。 著作権の保護期間についてである。 『朝日新聞』(11月12日..
-
「貧困」は古代史に何を要求するか?-『歴研』仁藤論文ー(3)(前項の続き) 現段階の予測では、仁藤論文は学界内部では「力作」と評価される可能性が強い。 80年代以降の古代都市研究の集大成だからである(数えてみたら28本の論文・文献が引用・検討されて..
-
「貧困」は古代史に何を要求するか?-『歴研』仁藤論文ー(2)(前項の続き) 前項での整理に明らかなように、「貧困」問題に関連するのは、(3)「都市貧民の存在がなぜ権力にとって深刻な政策的課題の対象となったのか」の考察である。 しかし、そもそもこの..
-
「貧困」は古代史に何を要求するか?-『歴研』仁藤論文ー(1)今月の『歴史学研究』886号では、「歴史のなかの『貧困』と『生存』を問い直すー都市をフィールドとしてー(Ⅰ)」という特集が組まれている。 古代史からは、仁藤敦史「古代都市の成立と貧困」が寄せ..
-
「事実と理論の緊張関係」と「革命」(2)-石母田正と「文革」-(「『事実と理論の緊張関係』と『革命』(1)」の続き) ようやく、「『事実と理論の緊張関係』と『革命』(1)」の続きを書ける。 このブログは基本的に週1ペースで書こうと思っているのだが..
-
「国債の格付け」も良いがー欧州の自殺率も教えてくれーギリシアに端を発した「欧州危機」の報道が続いている。 10月19日付「朝日新聞」朝刊(2面)では、「債務危機 伊の不安」との見出しで、イタリアの問題が報じられている。 で、こういう時には..
-
「事実と理論の緊張関係」と「革命」(1)ー「反格差」世界同時デモー10月15日(日)、「反格差」世界同時デモが行われた。 東京では、複数個所で各100人以上が参加したらしい(10月16日付「朝日新聞」朝刊)。 もちろん、このデモで前面に出ているのは「格..
-
最高研究機関の実態ー新自由主義の方が税金の無駄遣いでは?-『日本歴史』10月号(761号)に、国立歴史民俗博物館教授・井原今朝雄の近況が報告されている(144頁。「はがき通信」)。 「意味不明」の報告書作りに追われているらしい。 生業と技術..
-
もしもハンナ・アーレントが生きていたら、ここ数年間を「新たな全体主義の起源」と捉えることだろう①画像:https://www.cscd.osaka-u.ac.jp/user/rosaldo/120830HannaArendt.html ↑哲学者ハンナ・アーレント(全体主義を研究した) ..