記事「私小説」 の 検索結果 125 件
-
七夕の恋、再び その6誕生日の翌日、実家に帰るためJR川崎駅・東海道本線ホームへの階段をおりていた。 乗るつもりでいた18時53分発、普通電車・静岡行きが出発してしまった。 ふと2番線に停車していた、上り電車の..
-
七夕の恋、再び その5幸か不幸か、仕事がメチャクチャに忙しくなった。 辛い想い出は、忘れていった。 4月18日(金)は、34回目の誕生日だった。 朝から夕方の会議の資料作りに忙しく、今までで最悪の誕生日じ..
-
七夕の恋、再び その4ところが彼女の両親に、彼女の妊娠が分かってしまった。 おまけに彼女の友達が彼女の元彼に、彼女の妊娠を話した。 2月15日(土)に彼女の家に、関係者全員が集まって話し合うことに。 結論..
-
七夕の恋、再び その3翌日の日曜日、彼女に付き添い病院に行った。 検査の結果、妊娠3カ月であることが分かった。 僕が、彼女と付き合い出して1カ月半。 彼女に聞いたら、子供の父親は前の彼氏だという。 ..
-
七夕の恋、再び その2そして12月中旬、今度は渋谷で知りあった女子高生と付き合いはじめた。 彼女は彼氏と別れたばかりで、クリスマスを一緒に過ごす相手を探していた。 最初は軽い気持ちで、付き合いはじめた。 だが..
-
七夕の恋、再び その1あれから、何年が経っただろうか。 鎌倉の駅で、彼女と別離(わか)れてから。 7月からちょっとしたきっかけで知りあった彼女と、つきあい始めた。 彼女は、外車のディーラーだった。 ..
-
最後の恋 その8別れの日が、来た。 今日、美月はアメリカに帰る。 成田空港まで、彼女を送りに行くことにしている。 横浜駅で待ち合わせ、成田エクスプレスで成田に向かった。 ふたりは今までの6日間が嘘のよ..
-
最後の恋 その76日目の朝、目覚めた。 そこには、イスに座ってうたた寝をする美月がいた。 彼女は一晩中、看病をしていてくれた。 おかげで熱が下がり、風邪がなおった。 美月への感謝の思いも込めて、昨日の..
-
最後の恋 その65日目は会社が終わった後、東京タワーから東京の夜景を眺める予定だった。 ところが風邪をひいてしまい、約束が果たせなかった。 電話で、美月に謝った。 部屋に戻り、簡単に夕食をすませ寝ようと..
-
最後の恋 その54日目、仕事が忙しく美月と会う時間が作れなかった。 部屋に帰ると、留守電に美月からのメッセージが入っていた。 彼女に、電話をかけた。 何時間、しゃべっていただろうか。 あんなに長電話し..
-
最後の恋 その43日目、どうしても外せない用事があった。 夜、ふたりで横浜の夜景を観に行くことにしていた。 横浜に行く前に、美月がどうしても僕の部屋がみたいといった。 しかたなく、僕の部屋を少しだけ見せ..
-
最後の恋 その32日目は約束の時間より、10分早く待ち合わせ場所に着いた。 ふたりが、まだつき合っていた頃。 いつも待ち合わせに使っていたこの場所、とても懐かしい。 あの頃を、想い出す。 土曜日の午後..