記事「お話」 の 検索結果 3574 件
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カラス その1深夜12時過ぎ、突然カラスが鳴きました。 静寂を突き破る皺枯れた啼き声で、 眠りについていたのに、目が冴えてしまい、 どうして、と頭の中で考えてしまいました。 深夜に啼..
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さくらんぼさくらんぼ の季節はどれくらいか知りませんが、大阪では、もう売っているスーパーはありません。 5月に初めて買って食べた佐藤錦は美味しかった。 そのことをこの欄に書きましたが、 ..
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雑草の命は半年だったいつも文句ばかり書いていて、 ある意味、ストレスが溜まってきます。 そこで本日は、まったく違うことを書こうと思います。 それは写真を見ていただければわかるでしょうが、 ..
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ショート・ショート 「異形のモノ」夜中に目が醒めた。 0.5Wのナツメ球でも、深夜なら、部屋の隅々まで認識できる。 さすがLEDだ。消費電力はすごく少ないけれど、明るく思える。 そんなことを思いながら寝相を変..
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まん防と病床今度の日曜日はまん防の期限を迎え、 さらに2週間以上延長されるとか。 だったら、ねちねち伸ばすより、最初から一か月とか二か月にしておいたら、 人材も経費も少なくて済むのに・・..
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ショートミステリー -- 消えた靴下一足半 --今日は秋晴れ、絶好の洗濯日和だった。 朝の8時半に風呂に入り、着ていたものはすぐに洗濯機へ。 それから朝食を食べ、洗濯機を回した。 うん、洗濯機を回す、とよく言うけど、洗濯機..
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アンコール小説 親愛なる者 その14 最終回兄は交通事故に遇って大変なことになっていると雄介は思った。兄と姉たちとはあの一件以来、ほんとうに付き合いはないようだ。ひょっとしたら兄の家庭も崩壊するかも知れない。なんだか雄介は不安になって..
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アンコール小説 親愛なる者 その12雄介の宝クジが当っていなかったら、不満は多々あっただろうが、これも人生の一コマとして大きな波瀾もなく愚痴を言いながらもマンションや一戸建てを夢見て蟻のようにコツコツと働いていたにちがいない。..
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アンコール小説 親愛なる者 その11八時になっても夫は帰って来ない。だんだん腹が立ってきた。一人息子と先に夕食を済ませた。九時過ぎに帰ってきた。少し飲んできたようだ。ブスッとしていた。それでも今夜は何ごともなかったように振る舞..
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アンコール小説 親愛なる者 その10家族の絆は強くても、暮らす状況は今よりもずっと劣悪だった。飢饉に戦争。それらの殆どは為政者が造り出したものだった。飢饉でも通常と同じだけ年貢を納めなければならなかったし、戦争に狩り出され、命..
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アンコール小説 親愛なる者 その9家へ帰り由加の夫が「割勘にしたらいいのに、どうして全額払ったんだ」と文句を言った。妹も同じだけのお金を持っているのにこっちが全部支払う義理はないと言うことだ。 「私が言い出したんだから仕方..
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アンコール小説 親愛なる者 その7「姉さん、うちにも電話があったのよ。亭主が出てランチのこと聞いたらしいの。そんなお金があったら夕食の一品でも増やせよ、って言うのよ。私も姉さんとお茶を飲んだだけだと言っておいたけど冷や汗ものだ..