記事「キリスト教」 の 検索結果 5030 件
-
「基礎的人間学としての哲学」と「教会」教会を離れてちょうど一年という節目に当たり、P.リクールの「基礎的人間学としての哲学」という言葉の意味を考えながら、私なりに思うところを述べてみたいと思います。 1 「基礎的」という意..
-
聖書の「責任」 最終回(まとめ)4 まとめ 旧約については、私自身の不勉強ゆえよく分からないのですが、新約については、「責任」と訳されている言葉がすべて違う単語だったことが分かりました。 それはおそらく、新約聖書..
-
聖書の「責任」 第3回(ヨハネ福音書から第2コリントまで)(4)ヨハネ福音書 ヒットがありませんでしたが、他の文書では責任と訳されている言葉が別の訳語で含まれている可能性もあります。 その意味では、新約聖書全体に原語と訳語がバラバラという疑いがあ..
-
聖書の「責任」 第2回(マタイ福音書からルカ福音書まで)3 新約を調べる では、得意のカタカナ・ギリシャ語を駆使して(!?)、Online Greek Bible(https://www.greekbible.com)を調べて見ます。 なお..
-
勉強…したいな…?以前、通っていた教会は現住会員が170名くらいなのに、年に一度以上、聖書通読をする人は10人いるかいないか、荷物が重くなるからと聖書を教会に置きっぱなしが当たり前、という体たらくだった。 だ..
-
義人ヨブと自縄自縛の罠 第2回3 もうひとりの義人ヨブ やがて時代が下って、新約聖書の時代になり、もうひとりの義人ヨブが登場します。 その名はパウロ。 パウロはディアスポラ、つまり海外移民のユダヤ人でありな..
-
義人ヨブと自縄自縛の罠 第1回1 ヨブ記の本音 ヨブ記を読み解く鍵は次の言葉にあります。 「人が神より正しくありえようか。造り主より清くありえようか。」4:17 当然、答えは否!です。 しかし、そうな..
-
キリスト教おさらいノート 第5回(旧約聖書2)次に成立時期についてですが、現在のような構成に聖典結集されたのはAD90年代のユダヤ教の教師達の会議においてと言われており、本文もその時に確定され、新約聖書に比べると安定的に継承されているようで..
-
教会が教えない大事なこと 第11回(レンコンの穴)かつて内田百閒という随筆家はレンコンの一番、美味しいところは穴だと言いました。 レンコンの穴、単なる空間こそもっとも美味であると言うのは、矛盾を含んだ指摘であり、諧謔と驚きの発見だと思います..
-
教会が教えない大事なこと 第10回(迂回と発見)P.リクールを読むと、しばしば議論を中断させて、あえて他の議論に迂回しようとすることがあります。 最初は、なぜ、結論に直線的に向かっていかないのかといぶかしく思ったものでしたが、ヨナスも..
-
教会が教えない大事なこと 第9回(精神の不滅をどう受け止めるか)精神の不滅をどう考えるか、愚考するところを述べた後で、絶対に言い添えるべき大事なことがあったと、気がつきました。 それは、死後の生とか、神の存在とかの話は、日常の経験に立脚しない議論であるゆ..
-
門前の小僧、習わぬギリシャ語を読むR.ブルトマンの「ヨハネの福音書」を読みました。 ブルトマン先生とともにギリシャ語で読む聖書講座!みたいな本で、各聖句に日本語訳がついていますが、煩雑を避ける意図からなのでしょう、既出の..