記事「ノンフィクション」 の 検索結果 2275 件
-
すさまじくはあるが末井昭『自殺』読了。 母親が隣家の10歳年下の男とダイナマイト心中という、とんでもない経験を持つ作者の、自分と他人と自殺についての話。エッセイというかノンフィクションというか、何とも不思..
-
意外なことばかり!高野秀行『謎の独立国家ソマリランド』読了。 第35回(2013年)講談社ノンフィクション賞受賞、第3回梅棹忠夫・山と探検文学賞受賞、BOOK OF THE YEAR2013 今年最高の本..
-
プロの仕事は佐々涼子『エンジェルフライト 国際霊柩送還士』読了。 人に忌み嫌われても、絶対に大切な、必要な仕事ってあるものだと思う。それにはまた非常に重い使命感も伴う。やれと言われても……性格的に難..
-
後味の悪い青春小説誉田哲也『月光』読了。 本当にいろいろな小説を書く人だけれど、今回のはちょっと『ストロベリーナイト』的な要素と『武士道シリーズ』的な要素がまじりあっていて、しかもちょっと後味が悪いミステ..
-
モノではないから石井光太『遺体 震災、津波の果てに』読了。 『走れ! 移動図書館』の中に出てきたので、借りて読んだ。大変重いルポルタージュ。 震災が起こった直後、もちろん外部の人間は警察・自衛隊・ほ..
-
驚くべき内容ハリエット・アン・ジェイコブズ『ある奴隷少女に起こった出来事』読了。 図書館でけっこう待ってようやく借りられた本。長い間日の目を見ずに埋もれていた本のようだが、ひょんなことから人目にとま..
-
意外な岩手、わりと意外じゃないAV荒俣宏・高橋克彦『荒俣宏、高橋克彦の岩手ふしぎ旅』読了。 座敷童だ、河童だ、オシラサマだという遠野物語の世界と思っていた岩手だけれど、決して貧しい田舎の土地ではなかったことがよく分かった..
-
こ、これは怖いエドワード・ゴーリー『ギャシュリークラムのちびっ子たち』読了。 なななな、何だこの怖い絵本は。頭文字A~Zまでの子供たちが一人ずつ、それぞれ違った悲惨な死に方で死んでいくのがマザーグース..
-
ヒーローラリー・タイ『スーパーマン-真実と正義、そして星条旗と共に生きた75年』読了。 二段組みで500ページ以上のハードカバー……アメリカを代表するコミックス・ヒーローであるスーパーマンの誕生..
-
小説の宝庫高山文彦『エレクトラ 中上健次の生涯』読了。 『岬』『枯木灘』は読んだと思うが、骨太で、しかもわかりづらい小説という印象がある。作家自身は被差別部落出身で、重い血の翳りを背負って描いている..
-
朝から濃いけれど亀山早苗『渇望 女たちの終わらない旅』読了。 朝から電車の中で広げる本じゃない、と思った。更年期を迎える位の年齢の女性の性愛があまりにもあけすけに描いてあって……。だが、どれもノンフィク..
-
監獄日記野口孝行『脱北、逃避行』読了。 前半のスリリングな逃避行の部分よりも、後半(というか、三分の二くらいか?)の南寧の看守所の中での生活のほうが(不謹慎だが)面白かった。それにしても中国語も..