記事「ヒューマンドラマ」 の 検索結果 1135 件
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『メッセージ そして、愛が残る』:死を受け容れる、運命を受け容れる、さていずれか @レンタルDVDひとの死を予見し、安らかに死を迎える手助けをするメッセンジャー。 主人公のロマン・デュリスは、胡散臭い風貌の医師と名乗るジョン・マルコヴィッチから或る死を告げられる。 死を受け容れるか、運..
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『死にゆく妻との旅路』:どう死を迎えるか、どう死を受け容れるか @ロードショウ・ミニシアター末期癌の妻とともに9か月もボロのワゴン車で日本各地を彷徨した夫。 遂には、「保護責任者遺棄致死」の罪状で逮捕されてしまうのだが・・・ 実話、それも夫の手記を映画化したものです。 見るから..
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『パリ20区、僕たちのクラス』:日常を見たくて @レンタルDVD大震災から数日経ちました。 当日仕事場で激しい揺れを経験するとともに、北関東へ出張を命じた部下の安否も心配でした。 幸いにして現在携わっている作業者全員無事でしたが、被災された方々に対して..
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『欲望という名の電車』:舞台の枠からはみ出さないのが不満 @廉価版DVD映画で楽しむ名作文学10枚組み廉価版DVDの1枚です。 この『欲望という名の電車』、30年ほど前に名画座で観ているのですが、あまり覚えていない・・・ まぁ、りゃんひさも若かったし・・・ ..
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『英国王のスピーチ』:風格感じる人間ドラマ、アカデミー賞も当然 @ロードショウ・シネコンこれはズルイ映画である。 王様という雲の上の(ような)ひとを弱点のある人間としてして描いていて、その弱点を克服していくのが主題であるのだから。 ズルイといったのは、『ハリー・ポッター』..
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『ヒア アフター』:これはイーストウッドの遺言なのかも @ロードショウ・シネコンいつしか大巨匠監督になってしまったクリント・イーストウッド。 その彼も御歳八十。 自分が死ぬ日も近い・・・と思い描いていないはずはない。 そうであるならば、この映画は『グラン・トリノ』の..
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『ジーン・ワルツ』:東映レーベルの医療ミステリィ @ロードショウ・一般劇場海堂尊の同名小説『ジーン・ワルツ』の映画化です。 監督は大谷健太郎。『NANA』で東宝映画も撮りましたが、処女作『アベック・モン・マリ』の小規模人間ドラマを撮った監督でもあります。 さて、..
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『ヤコブへの手紙』:打ち棄てられたふたり、そして希望 @ロードショウ・ミニシアターフィンランドの田舎を舞台にした75分の秀作です。 タイトルのヤコブは盲目の老神父の名前。 そのヤコブの許へ、終身刑で収監されていた女性レイラが恩赦により釈放され、ヤコブに送られてくる何通も..
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『怒りの葡萄』:意外と古めかしさは感じない文芸作品 @廉価版DVD2011年映画初めはクラシックムーヴィから。 まずは買い込んだDVDを観ていくことにした次第。 文芸作品の映画化の10枚組み廉価版DVDの1枚です。 ジョン・スタインベックの原作をジ..
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『海炭市叙景』:観光客には判らない閉塞感 @ロードショウ・ミニシアター2010年、年の瀬も押し詰まって出かけた映画『海炭市叙景』。 5度芥川賞候補になりながらも、41歳で自殺した佐藤泰志の小説からの映画化です。 映画は5つのエピソードから成り立っています..
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『孤高のメス』:西部劇スタイルの医学ドラマ @レンタルDVDどこからともなくフラリとやって来た名もなきガンマン。 やって来た街は、悪徳保安官とその一派により牛耳られており、ひとびとは苦しい生活を強いられていた。 名もなきガンマンは、悪徳を頗るつきの..
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『クリスマス・ストーリー』:独特なスタイルで描く、血は水よりも濃し @ロードショウ・ミニシアター2011年1月に休館が決まった恵比寿ガーデンシネマで、アルノー・デプレシャン監督作品『クリスマス・ストーリー』を鑑賞しました。 割引などのない平日にも係わらず、8割以上の入りで、少々出遅れた..