記事「ヒューマンドラマ」 の 検索結果 1135 件
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『人生、ここにあり!』:誰にでも居場所はあり、必要とされている @ロードショウ・ミニシアター1983年のイタリア、ミラノ。 ガンガンと(というか組合的でないというか)活動したために労働組合から追い出された主人公。 辿りついた先は組合は組合でも、精神病院廃止法のため、これまで入院し..
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『人生に乾杯!』:ハンガリーも老人には暮らしづらいね @レンタルDVDハンガリーで年金暮らしの夫と妻。 夫は80歳、妻は70歳。 1958年、共産党の手入れのときに知り合ったふたり。あぁ、あのときは若かった。 年金暮らしでは、アパートの賃貸料を払うのもまま..
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『大鹿村騒動記』:嗚呼、お悔やみレビューになろうとは・・・ @ロードショウ・シネコン2011年7月19日、原田芳雄が逝った。 最後の主演作公開初日から3日後だった。 公開初日にスクリーンで元気な姿を観たものだったから、えええっていう驚きしかない。 都内で開かれた完成披露..
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『終着駅 トルストイ最後の旅』:堂々とした夫婦愛の物語 @レンタルDVD文豪トルストイ。 『戦争と平和』『アンナ・カレーニナ』、いずれも映画でしか観たことがない。 愛を謳い上げ、自著は大衆のものであるとして著作権を放棄し、私財を投げ出しての「トルストイ主義..
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『クレアモントホテル』:題材はいいが出来上がりは散漫 @名画座名画座に転身してから3度目、キネカ大森で鑑賞です。 同時上映は『ヤコブへの手紙』、ロードショウ時に鑑賞していますが、改めて見直したかったので、かなり期待のプログラムでした。 さて、『クレア..
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『奇跡』:いま生きているということ @ロードショウ・シネコン九州新幹線全線開通に乗じて(というかアピールを目的にしてというか)企画された映画なのでしょうが、是枝監督の巧さがひかる佳作に仕上がったと思います。 両親の別居を機に、鹿児島と福岡で暮らす..
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『プリンセス トヨトミ』:壮大な夢想を父と息子の物語に収斂した映画 @ロードショウ・シネコン大坂夏の陣で断絶したとされる豊臣家。 しかしながら大阪では、豊臣家の末裔を庇護するために、大坂国を建国していた・・・ あながち嘘ではないような内容。 大阪人なら、その気持ち判る判る。 ..
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『マイ・バック・ページ』:青春の忘れ物を拾いに出かけた映画 @ロードショウ・一般劇場1969年から1972年、学生運動は終局を迎えていた時代の話。 東大安田講堂は陥落し、学生たちの熱気は終焉を迎えていた頃。 ひとりは駆け出しの雑誌記者、ひとりは学生運動家。 そんなふたり..
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『阪急電車 片道15分の奇跡』:おお!懐かしくて、涙は・・・ @ロードショウ・シネコン西宮北口から宝塚まで、片道15分の阪急電車今津線。 今津線というながらも、今津は登場しない。 通っていないのでなく、西宮北口駅から今津までの2駅は、阪急電車の大動脈・神戸線で分断されている..
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『キッズ・オールライト』:新しくて古い家族の形 @ロードショウ・シネコン新しい家族のスタイルをとっているが、その実、そう新しくはない。それほど変わっていない。 まあ家族とはこんなものだよ、という映画。 新しいのは、家族のスタイル。 同性愛の2人の女性..
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『カミーラ/あなたといた夏』:交通整理ができていなくて残念 @中古DVD『ドライビング Miss デイジー』『フライド・グリーン・トマト』で有名な女優ジェシカ・タンディの最晩年の作品です。 彼女がタイトルロールのカミーラを演じています。 映画は・・・ あ..
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『100歳の少年と12通の手紙』:湿っぽくない難病映画 @レンタルDVD死期が近い10歳の少年。 最後の最期に心開いたのはピンクスーツの元女子プロレスラーのピザ屋のおばさん(失礼、おねえさん、だね)。 1日に1通手紙を読む毎に、10歳としを経る。 12通読み..