記事「ヒューマンドラマ」 の 検索結果 1135 件
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『僕らのミライへ逆回転』:宝ものになり損ねたハンドメイド映画ニューヨークからちょっと離れた田舎町、いまどきVHSのビデオ1日1ドルでレンタルしている古ぼけたレンタルビデオ屋Be Kined Rewind ビデオ店。 店長のダニー・グローバーが一週間の..
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『コレラの時代の愛』:久々に観たぞ純愛大河ドラマ(ちょっと艶笑)ガルシア・マルケス原作なので「ちょっとクセあるかも」なんて思っていたのだけれども、観る側の方が歳を経てそれ以上にクがあるもので、えへへむふふな純愛物語に満足しました。 ひとりの女性を50..
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『赤い風船』『白い馬』:美しくもの哀しい両編応援団に参加していながら、上映3週目での鑑賞です。 レビューは上映順に『白い馬』『赤い風船』の順で。 まずは 『白い馬』:疾走、躍動、そして、もの哀しい 数年前『馬..
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『闇の子供たち』:現実の衝撃、われわれはその外側にいるのかタイを舞台に幼児売買春、臓器売買の社会の闇を描いた力作であることはまちがいない。 前半から中盤にかけての暗部描き方も、ともすれば、吐き気を催すようなシチュエーションを押さえた演出かつ的確..
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『おくりびと』:本木雅弘の所作の美しさが際立つ笑いと感動の一編試写会で早々と観ました。驚いたことは、上映前の案内の開口一番で「とにかく評判のいい映画です。」とアナウンスがあったこと。 おいおい、そんなこと言ってあんまり面白くなかったらどうなるのよ・・・..
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『ぼくの大切なともだち』:ちょっと苦くてかなり優しい小品佳作:Myムービー掲載仕事の付き合い相手の葬式に出かけたところ会葬者は七人だった。 じゃぁ、ぼくの葬式には・・・・と誕生日の会席に集まったひとびとに訊くと、 「お前の葬式になんて誰が行くかいな」とトホホな答えが..
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『クライマーズ・ハイ』:どこかチグハグ、散漫な男の負け戦:Myムービー掲載前作『魍魎の匣』で感じたジョン・フォード的趣向は本作では全面に押し出されていた。 が、「ムムムム・・・」という感じ。 北関東新聞の男たちが全権デスクの堤真一を中心に男騒ぎで活動して..
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『歩いても 歩いても』:ちょっと間に合わない、家族の道理:Myムービー掲載新たなホームドラマの秀作といえよう。 是枝裕和監督作品は『誰もしらない』『ワンダフルライフ』しか見ていないのだが、これほど上手く家族の群像を描けるとは恐れ入った。 レビュータイトルに挙..
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『イースタン・プロミス』:タイトな演出なのに散漫な印象:Myムービー掲載前作『ヒストリー・オブ・バイオレンス』を見逃しているので、クローネンバーグ監督作品がどんなターニング・ポイントを迎えたのかをはっきり確認できないのが残念。 とはいえ、本作品も一応見応えあり、..
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『休暇』:生と死を抱きかかえる演出がうまいなぁ:Myムービー掲載幼い息子を連れた未亡人との結婚休暇のために、死刑での死刑囚支え役を申し出た、もうすぐ初老の域に差し掛かろうかという中年刑務官を通して、生と死を描いた映画である。 映画は、休暇を得た刑務官..
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『西の魔女が死んだ』:劇場で観ると森林浴の効果があるかも:Myムービー掲載劇場で観ると森林浴の効果があるかも、と思わせるぐらいの清々しい画面づくりです。 でも、オンライン試写会で観たので、その効果は半減かしら・・・ 物語は「少女が自律するひとりの人間にな..
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『チャーリー・ウィルソンズ・ウォー』:最後にしくじってしまった、それが重要:Myムービー掲載予告編で「アメリパン・パイ」の音楽が流れ、お気楽議員が独りでソビエトのアフガニスタン介入を、お気楽に阻止した物語かと思っていたら、かないビターな味わいの映画であった。 テキサス選出のトム..