記事「ヒューマンドラマ」 の 検索結果 1135 件
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『ヘンダーソン夫人の贈り物』:小洒落た実話に楽しくホロリ:DVDで鑑賞2007年のBunkamuraル・シネマ正月映画で、スティーヴン・フリアーズ監督、ジュディ・デンチ、ボブ・ホスキンス主演、英国初ヌードレビューを舞台で見せたウィンドミル劇場についての実話に基づ..
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『マンデラの名もなき看守』:うまくまとめた27年の物語:Myムービー掲載南アフリカ初の黒人大統領ネルソン・マンデラが収監されていた27年を白人看守側から描いたのは映画として正解だった。 看守の心情の変化を通じて、アパルトヘイト崩壊が判りやすく描かれている。 ..
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『モンテーニュ通りのカフェ』:面白くなりそうでならないんだなぁ、なぜか:Myムービー掲載その昔パリの老舗ホテルに勤めていたことがあると繰り返し繰り返し祖母から聞かされていたセシル・ド・フランスは、パリへやって来て、モンテーニュ通りに在る有名カフェでギャルソンとして勤めることになる..
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『モンゴル』:荒々しい砂漠の国、荒々しい争いの映画:Myムービー掲載モンゴル=草原の国、なんて思っていたら、荒々しい岩と砂漠の国だった! というのが正直な感想。 いやぁ、なんて荒々しい映画なのだ。 もう、毎日が争いに明け暮れる、部族間闘争の繰り返しだ..
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『最高の人生の見つけ方』:死ぬまでにしたい本当のこととは・・・:Myムービー掲載原題"THE BUCKET LIST"とは「棺おけリスト」のこと。早くいえば『死ぬまでにしたい10のこと』の男性老人版、バディムービーだ。 ジャック・ニコルソン、モーガン・フリーマンの主役ふ..
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『不完全なふたり』:設定の甘いエチュード:DVDで鑑賞脚本を書かない諏訪敦彦監督がヴァレリア・ブルーニ・テデスキとブリュノ・トデスキーニのもう若くない夫婦の危機的数日を即興演出で描いた作品。 気になっていたので(特に我が妻が気になっていたので)..
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『吾輩は猫である』:市川崑作品をフィルムセンターで鑑賞。夏目漱石を尊敬敬愛する我が妻と連れ添ってフィルムセンター小ホールに鑑賞です。 満員満員で、ギリギリ前から2列目で席を確保できたようなありさまでした。 さて、 「吾輩は猫である。名..
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『松ヶ根乱射事件』:遣る瀬ない遣り切れない煮え切らない想い:DVDにて鑑賞2007年公開で見逃していた評判の作品をDVDで鑑賞。山下敦弘監督作品は過去『リアリズムの宿』『リンダ リンダ リンダ』の2本しか鑑賞していないが、独特のリズムが特徴的な監督だ。 日本版..
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『接吻』:共感するとはどういうことか、を問う映画:Myムービー掲載直前に大いに共感できた『ぐるりのこと。』を観た後に、本作品を観たところ、「共感し損ねた」というのが正直なところ。 へ?殺人犯に恋愛感情を抱く女性についての映画に共感する余地なんてあるのかい、..
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『ぐるりのこと。』:ぐるりひっくるめて人間のこと愛のこと:Myムービー掲載『ハッシュ!』以来の橋口亮輔監督の新作には「やられた!まいった!」というしかない。 ストーリーは、簡単に言えば、なんとなく法廷画家になってしもうた飄々として生きるカナオと、ちゃんとしていたい..
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『サッド ヴァケイション』『転々』:2本立て名画座で鑑賞(2)対して『転々』。 飄々とした男二人の東京散歩の根底には、失われた家族への想いが描かれていて、ぐっと迫るものがある。 妻を図らずも殺した借金取りの男から、かつて妻と歩いた東京の街中を歩いて自..
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『サッド ヴァケイション』『転々』:2本立て名画座で鑑賞(1)久々に2本立て名画座で鑑賞しました。 重そうな『サッド ヴァケイション』と軽そうな『転々』の組合せは絶妙で、かつ、どちらも見逃していたので、絶好!と思って出かけました。 さて、『サッド..