記事「ヒンドゥー教」 の 検索結果 492 件
-
ヨーゲシヴァラナンダ「魂の科学」(9)●太陽の光があって初めて眼が物を視ることができるように、ブラフマンの助けがあって初めて、真我はこの世のあらゆる事物の本質を知ることができる。●意思鞘(運動優位)と理知鞘(知識優位)の集合体である「微細..
-
ヨーゲシヴァラナンダ「魂の科学」(8)●【理知(Buddhi)】「理解能力、それが理知である」。つまり「理知」とは、知識(Jnana)とか認識(Vijnana)といったあらゆる形の情報を受け取り、確認し、その情報に対し決定を下す。ディヒー..
-
ヨーゲシヴァラナンダ「魂の科学」(7)●根本自性内での徳性の均衡が破れ、最初に現れてきたのが「大いなる実在原理(Mahat Tattwa)」で、さらにこれから作り出されたのが「内的心理器官(Antahkarana Chatushtaya)..
-
ヨーゲシヴァラナンダ「魂の科学」(6)●修行が進めば何とかして真我を知りたいという思いが募り、反対にその分だけ肉体への執着が弱まっていく。真我を少しでも正しく識別する(Atma Vivek)ことができるようになれば、心素は他のどんな事物に..
-
ヨーゲシヴァラナンダ「魂の科学」(5)●【チャクラの姿形】各チャクラは、脊髄中のスシュムナー管内部に、知覚と運動を司る微細な「神経」として存在している。この2種類の微細神経は、身体各処で「束」となって神経中枢を形作り、瞑想中にそれら神経中..
-
ヨーゲシヴァラナンダ「魂の科学」(4)●10種の感覚器官、5種の生気、5種の補助生気、10種のチャクラが肉体の鞘の中に収まっているが、精神的な修行をしないと、こうしたものの存在を知ることができず、ただ肉体の粗雑な面を知るだけに終わってしま..
-
ヨーゲシヴァラナンダ「魂の科学」(3)【食物鞘(Annamaya Kosha)】●「宇宙の根源は絶対者ブラフマンなりや? 我らは何物より発生したるや? 我らは何物によりて、何物に基づきて生きつつありや? 梵智者よ、何物に支配せられて、我ら..
-
ヨーゲシヴァラナンダ「魂の科学」(2)●【制感行法(プラティヤーハーラ)】プラティヤーハーラとは、「感覚を支配する」の意。意思の働きが身体の「内側」に向くようになると、感覚器官の働きも鎮まり、外界の事物を追い求めることがなくなる。「制感..
-
ヨーゲシヴァラナンダ「魂の科学」(1)●「魂の科学(Atma Vijnana)」。真我は3種類の身体によって覆い隠されているが、その真我をどのようにしたら霊視できるのかが本書の主題だ。●真我(Atman)を内に宿す城を作り上げている3種..
-
稲垣栄洋「なぜ仏像はハスの花の上に座っているのか」幻冬舎新書372 筑摩書房(2015/03/20)ISBN978-4-344-98373-1●仏教で教えられる植物の多くは日本に馴染みがない。熱帯気候で育つインドの植物は、中国やインドでは育てることが..
-
蛭川立「彼岸の時間-〈意識〉の人類学」(1)春秋社(2002/11/20)ISBN978-4-393-29197-9●(アヤワスカの宴で)今までの人生の記憶の中で、とくに自分の傲慢さを象徴する行為が、次々とヴィジョンとなって現れては消えていった..
-
佐保田鶴治「解説ヨーガ・スートラ」(5)●サーンキヤ哲学は、精神的なものと物質的なものとを、次元の違ったものとしてしか考えていない「物心一元論」で、むしろ「物心同源論」である。しかしそれは唯心論でも唯物論でもない。●自性とは反対に、いかな..