記事「ヒンドゥー教」 の 検索結果 492 件
-
佐保田鶴治「解説ヨーガ・スートラ」(4)●ヨーガ修行の主たる部分は「心理的作業」にある。その作業の根本的狙いは、心の働きを浄化することだ。「心の浄化」というのは、心の激しく複雑な動きを次第に平静にし、より「不動」にすることである。心の動き..
-
佐保田鶴治「解説ヨーガ・スートラ」(3)●この綜制の3段階に関するスートラを読む時、その解説の仕方がきわめて科学的・合理的・技術的であり、およそ神秘的・宗教的などと呼ばれる気分とはかけ離れているのに驚かされる。人間心理がいかにしてヨーガの..
-
佐保田鶴治「解説ヨーガ・スートラ」(2)●「自在神への祈念」をバクティ、即ち絶対神への信仰であると解釈するのは正しくない。バガヴァッド・ギーターに説かれているバクティのような信仰態度と、ヨーガ・スートラを貫く無神論的態度とは相容れないもの..
-
佐保田鶴治「解説ヨーガ・スートラ」(1)●サーンキャ(Samkya数論哲学)の二元論では、究極の原理・実在として「自性(プラクリティprakrti)」と「真我(プルシャpurusa)」の二元を立てる。●自性は客観世界、万物の根源となる唯一..
-
福間巌編「アルナーチャラ・ラマナ-愛と明け渡し」ナチュラルスピリット(2014/12/19)ISBN978-4-86451-146-9 C0010●アルナーチャラに求めなさい。バガヴァーンに願いなさい。たった一つの願い事を。私に真我実現をお与えくだ..
-
【全ての限界を超えていく】今ここで愛して、感謝して、祝って、楽しみなさい、自分を高みに引き上げるために。 Love, Appreciate, Celebrate and Enjoy HERE NOW to lift yourself higher.【Go Beyond All Limits】My Favorite Quotes : 共感する言葉だったり、気持ちいいくらいに代弁してくれる言葉だったり、自分を形造る言葉だったり、やる気やパワーをくれる言葉だったり、元気にしてくれる言葉だったり..
-
オルダス・ハクスレー「永遠の哲学-究極のリアリティ」(12)●「この手合い(偽りの宗教家たち)は一体何処からやって来たのであろうか。彼らは自らに背を向けることなく神を拠り所としたのであり、自分自身の生来の本性を殺すことなく、神の御前で生きようとしている。今や..
-
オルダス・ハクスレー「永遠の哲学-究極のリアリティ」(11)●「不死の生命の大海に漂う香りは、私から全ての〈欲求〉を取り去った。木が既にその種の中にあるが如く、全ての病はこのように〈求めること〉の内にある」(カビール)「主よ、何をあなたに求めたらよいのか、私..
-
アラビア物語〈3〉みどりの文庫 (講談社 青い鳥文庫)アラビア物語〈3〉みどりの文庫 (講談社 青い鳥文庫) 前巻レビューで >アラビア物語〈2〉ジュハーおじさんのお話 (講談社 青い鳥文庫) http://read.seesaa.net/..
-
オルダス・ハクスレー「永遠の哲学-究極のリアリティ」(10)●解脱した魂が入る至福の境地は、快楽とは大違いである。祝福された状態を実現するには「無執着」と「無私」が必要なので、この状態はいくら味わっても飽きが来ず、嫌悪も生じない。祝福された状態はまた、永遠の..
-
オルダス・ハクスレー「永遠の哲学-究極のリアリティ」(9)●「地獄で燃えるのは自己だけである」(『テオロギア・ゲルマニカ』)「悪魔を見たことがないのなら、自分自身を眺めてみるがいい」(ルーミ)「あなたの自己は、弟アベルを殺したあなた自身のカインである。なぜ..
-
オルダス・ハクスレー「永遠の哲学-究極のリアリティ」(8)●自分自身と他の全ての存在物の神的「根拠」との合一を目指して進むか、あるいは地獄さながらの「分離」と「自我」という極端な終点に向かうか。●西洋では、伝統的なカトリックの人間分類法は、聖書に出てくるマ..