記事「ポエム」 の 検索結果 3079 件
-
花粉症じゃないぼく花粉症じゃないぼくを 君は羨ましいという 柔らかく温かな 陽だまりのプールの中で 凍りついていたことを まるで忘れた風情で 煌めきを増すばかりの 公園の噴水の飛沫 ..
-
空知らぬ雪電車が刻む単調なリズムに 窓外の景色は軋みながら過ぎてく ぼくは窓に映った自分に向けて 馬鹿みたいに薄ら笑いを浮かべる 柔らかな手触りの陽射しは 早春という言..
-
{and AGAIN} 明日の天気はどうだろうOrigin:https://heart-string.seesaa.net/article/200803article_3.html 「一人の夜」 電話が小さく震えながら 誰..
-
ご挨拶 : 2017年の締めくくり本年も、「自由奔放」「書きなぐり」の当ブログをご訪問頂き、ありがとうございました。 厚く御礼申し上げます。 それでは早速、毎年恒例の総括を。 時の流れは切なく..
-
その手に届くために緩やかに流れる 風の波間に 星屑の煌めきを そっと散りばめれば 軽やかな旋律 空に満ちていく 小さな幸せとは たぶん そんな密やかなこと ため..
-
風を背にしてこのまま 南へ向かえば 貿易風に乗れるのか 虹色の雨が降る 憧れの場所に辿り着けるのか 黄昏 空から降りてきて 波頭にそっと触れる 泉のように風が湧き出..
-
窓辺の明り例えば 深い夜の中で 迷いそうになったら 窓辺に小さな明りを灯して 道を示してあげよう 例えば 雨に打たれて 凍えそうになったら 大きな傘とコーヒーの香りで 疲れ..
-
夏の景色高曇りの空模様 色の褪せた片陰に身を潜めるようにして 貴方を待ってる 三度目の夏の景色 見慣れた季節の模様 噴水の水滴が空に向かって弾けた 夏の終わりには..
-
夏の夜は夏の夜は蒼 海に揺れる月の光 虫の音の縁取り 浅く緩い風 夏の夜は蒼 遠く瞬く町灯り 星の問わず語り 花火の残り香 切情と言うほど..
-
狂おしいほどのDeja vu懐かしいあの道を 俯き気味に歩けば 風の甘い香りと 木漏れ日の煌めきが恋しい 前を行く後ろ姿は あの日の君に似ている 少し息を潜めながら 恋に恋してた頃を想う ..
-
夏の一コマ四万六千日の雑踏を 肩に背負って歩けば 風の形に 線香の煙 軒下の影は色濃く 弾む声の隙間から 風の形に 風鈴の囁き 酸漿市の賑やかは 夏の風景の一コマ ..
-
七夕の夜に少し重たい夏の夜風は 星の瞬きを奪えない 拙い言葉のただの羅列は 琴線を震わせはしない 恋が 求め奪うものなら 愛は 与え慈しむもの ..