記事「ポエム」 の 検索結果 3138 件
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夏の日 ~2018~七夕の恋に焦がれ 鬼灯の紅に照らされ 朝顔の露の紫に濡れた 夏は遠ざかる それから 刹那の花火の色や 風鈴の清かな溜息や 鼓膜を叩く蝉の時雨も 夏と遠ざかる ..
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夏の陽射しを避けながら交差点の木陰に潜んだり 片陰伝いに歩いたり 夏の陽射しを避けて歩く まるで影踏み遊びの少年 君の横顔を思い出したり その唇を懐かしんだり 今さら記憶の底を探る ま..
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月華 (月華 Final)時は シャンパンの泡 生まれて煌めいて 弾けて消える 刹那の物語 月は 菖蒲の白 侘しく冷たく 怪しくさざめく 波間の照り返し 時の迷宮の中で 月華は..
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夢の中のよう (月華 #5)夢の中のよう 月の光を目指した夜 いくつかの言葉を飲み込みながら 助手席の窓を見てた すれ違う車のライトに 君の横顔が浮かび上がって そのたびに睫毛が煌めくことを 助..
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月影のキス (月華 #4)夜更けた空をそっと見上げながら 遠いあなたを想ってみる セピア色になりかけの記憶を探り 思い出の断片をつなぎ合わせながら 夜更けた風にふたり体を預けて 結びあった手の..
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Piano Sonata No.14 (月華 #3)水面の波に月光が躍る 銀色に踊る 絶え間なく陰鬱に寄せる波に 銀色に踊る ピアノの音が礫となって耳に届く 沈黙の次に美しい音が けれどその音を退けよ..
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Night Jasmine (月華 #2)月の 青白い波が その花を香らせる 闇が深まるほどに 吐息の花が開く まるで 恋に浮かされた その心みたいに 夜の魔法 月の呪文 やがて 朝日..
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月のナイフ (月華 #1)月の光の煌めきが 鈍色のナイフになるから ぼくはそっと手を伸ばし 暗がりに君を誘う 窓から斜めに射した スポットライトの中に 君が置いたシルクのケープが 切り裂かれよ..
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雑踏の孤独うねる人波に身を任せれば 押されるがまま動いてゆく 波間に揺蕩うように まるで言葉など知らないみたいに 虚ろな瞳を抱えて ただすれ違うばかり ぼくは一人 ..
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Good Night ~月の光月の芳しい眼差しで 街は夜の深みに沈む 二度と戻らない今日は 明日という日を招く波 今はただ 夜と言う名の絹に抱かれて 夢への旅路を求めればいい その唇にそっ..
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時のはざまに揺れながら (Memorial Writing 900)それはまるで 風に乗ってふんわり舞い込んでくる 桜の花びらのようであり あるいは 思いもよらない時に贈られる 一輪の花にも似ており それから 木々の小さな..
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尋ね人行方知れずの万年筆を探すような そんな心で わたしを探して 繰り返される哀しみの寄せ波を ためらいがちに 両手ですくうから 懐かしい風景に瞳を注ぐ その眼差し..