記事「ポエム」 の 検索結果 3138 件
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いつか、あなたに逢った時に足元から湧きいづる 虫の音を聴きながら 風と手をつないで そぞろ歩けば あなたに 教えてもらった 小さな花屋は 閉じて久しいみたい それから あなたが好きだっ..
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餞送きっと見ないテレビをつけて 夜更けの静かを追い払う 孤独という名の蛍が 季節外れに舞う 宴の喧騒がまるで 遠い昔の事のよう またねと一言 その余韻が 耳の中でリフレイ..
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社日の鶺鴒社日の林を辿れば 鶺鴒 啼く 秋めく空の蒼い色 透明に色づく 静かな陽だまりの中に 佇む人 黒髪 風に遊ばせて 秋を泳いでる 形もなく 流れ行く水の瀬..
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常磐緑色 (R.O.C #11)束の間の通り雨 微かな遠雷の余韻 眩しい陽射しが戻れば そこはもう早秋 見上げれば空の蒼 透き通る風を招く 洗われた葉は常磐緑 ちらちらと早秋 凍てつく..
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静寂を聴きながら行き場を見失って 迷いあぐねた通り雨が 街を濡らしていった後 道路を叩く名残雫が 不意に冷たい風を呼ぶ 夜気はすでに 秋の気配を増して うずくまっている ..
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旅 ~一期と一会~長い長い旅の途中で 瞳を捉えて放さなかったもの 夕間暮れに紅く染まった山の端の静けさ 深い深い杜の翠のちらちら揺れ惑う木洩れ陽の儚さ それからあなたがくれた夕凪の微笑み ..
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白群色 (R.O.C #10)哀しいくらいに 白群の蒼 終わり始めた 夏の空を埋める 眩しい陽射しに 蝉 かしましく 終わり始めた 夏を歌い染める 誰もが 疑いもしない 明日が来るこ..
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大河の一滴ガンジスの揺蕩いが 美しいと言ってた貴方 もしかしたら 一人で その一滴になってしまったの? ガンジスの風景に 溶けるように逝った貴方 さよならも言わせずに ありがと..
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篝火篝火の焔 黄昏を燃やせば おりからの風はまだ 熱をはらむ 群れる空蝉 黄昏に染まれば 気の早い蓮の花 蕾をほぐす 暮れゆく夏の日 暦は秋を招く ..
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魂祭魂祭の近づけば 秋へとゆらり 静かに ひめやかに 季節が動き始める 漂うは香の余韻 秋へとゆらり 哀しむ暇もない 仮初めの空 風が砂..
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あなたは 誰二次元の記憶の改札を透明な風に姿を変えて抜ける 古い蛍光灯見上げて朧気な息を深くついてみる 人の気配などまるで見当たらないプラットフォームを月が射抜く 軽い眼前暗黒感..
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あの雲に 糸電話どうしても叶わない 夢の往く音を 遠ざかる季節の 別れの言葉を 夜を見張る星座の 密やかな足音を 星になった人の か細い声を 聞きたいな 聞きたいな ..