記事「ポエム」 の 検索結果 3079 件
-
自分次第 ~COME MORNING Final~朝焼けの空は どこか憂鬱そうで 夜の静けさを まだ ひきずっているみたい この空の色を どんな思いで眺めるか 教科書にも載ってない たぶんすべて自分次第 始..
-
現し身 ~COME MORNING 3~同じ朝はない 一つとして けれど必ず朝は来る それだけが永遠の約束 日常を少し離れて 心の風向きを変えて 窓が切り取る 朝の空を眺めてごらん 青..
-
その日まで ~COME MORNING 2~朝はなんて素敵 改めてそう思った いつに変わらない景色と それと空の色なのに それは生まれたばかりの 新しい一日だから? それともあなたと過ごすことが 約束されているから? ..
-
夜露 ~COME MORNING 1~月と星が 家路に着くとき その名残にと 置いていくのは夜露 花開いて 空見上げるときに 夜露の一片が 風に舞う 昨日までの 哀しみが暮れて 雲の白さに ..
-
鬼灯あの日 鬼灯市の 雑踏に揺れながら 浴衣の淡い紅が 夕日に溶けた いつも 鬼灯の色が どこか哀しく見えるのは 遠く幼い日の 思い出に届くから 右手に持った団扇の..
-
夏草の中で夕立の名残の 小さな水溜りに 雲の峰が映る 鬼灯の鉢植え 簾の影に震え いつか暮れる西空 レースのハンカチと 日傘の白が 夏の蒼に 鮮やかに映る ..
-
青鬼灯あの日 境内の片隅で あなたが見つけた 青鬼灯は 少しずつ 頬を染めながら 色増す 夏空を見ていた いつか 姿を消すだろう 青空に溶けてゆく 白雲のように..
-
川沿い川沿いの道を行く 歩道を辿っていく モンシロチョウが一人 川風に舞い踊る 海は今 引き潮か 川は下に流れゆく どうやらいつもよりも 引きが大きいらしい 川向こう..
-
夜のしじまに船べりを叩く 波の音はメトロノーム 更けた夜空に 星のダウンライト デッキに腰掛けて 古いギターを爪弾く Smoke Get In Your Eyes 安らぎのメロデ..
-
空木梅雨の気配をまとった 薄曇の空に 空木の花の白が 眩しく寄り添う 移ろっていく季節を 名残惜しむような つまやかな その姿 あまりに侘しげ
-
夢の中初夏の風 カーテン越しの 町の営みを 運んでくる 雲の浮橋 届かないほど 高い空に 差し渡す 思えば あなたが残したのは ..
-
慰め川「喜び」と「哀しみ」を 隔てて流れる川の名を 人は「慰め」と呼び その畔で安らう 遠く去った日々の背を 目を細めて眺めながら 今を抱きしめたまま 明日に思いを馳せる ..