記事「ポエム」 の 検索結果 3138 件
-
姉羽鶴ヒマラヤの峰を越えて 渡りをする鳥がいるという 薄い風を翼に抱いて なにを見ているのだろう ヒマラヤの峰よりも 高い天空へいつか人は行く 先月見送ったあの人は 今..
-
白い蝶古びた町の 祭り祝い 甲冑の響きも そぞろに 長い歴史に 思いを馳せる 人はなんて 哀しいのでしょう この世に生まれて 死ぬるまで どれほどに伸ばしても 届かぬ 夢なんて まる..
-
ポラリスの風穏やかな夜のしじまに 煙草の煙が絡んで またひとつ どこかの家が眠りについた 街灯が描くサークル 黄白く煙るように 静やかな 夜風を招いているみたい 迷いつつ ..
-
春蝉春蝉のすだき 松風に重なり 静けき空に 遥か駆け上る 五月に光る 木漏れ日を纏い 耳に響く 引き潮の囁き 紅の空に 立ち上がるは松影 夏を思わせる 寂..
-
早苗月早苗月 来れば 風はまたひとつ染まる 若葉の碧と 雲の光る白 五月雨と 呼ぶには まだ早いこの日に なぜと問えば 答えるものはなし つつじの白と紅の 眩しさに..
-
都忘れ都忘れの花が 今年もまた咲きました あなたが置いていったから わたしが守ってきたけど 咲くのを待ち焦がれながら 咲くのが怖いとさえ思う だって普段は薄れているあなたが 記憶の..
-
それでいい道の途中で 名もない花を見つけた さりげなく 秘めやかに 凛と咲いていた 空の青さが 哀しいくらいに透明で 暖かく たおやかな 風にそよぐ雲 確かなものなどなに..
-
ひこばえアナウンスが響く 出発ロビー 華やいだ声ばかりが 耳にこだまする あとすこしすれば 君は機上の人だね 懐かしい思い出が 胸に去来する 別れ霜が ぼくたちに降っ..
-
宵桜桜 宵風に はらはらと散りゆけば 細い肩 そこにひとひら 春の宵の夢 桜 守り人 はらはらと散りゆけど 細い枝 天を支えて 春の宵に舞う 花は 美しく咲い..
-
緋木瓜小春の日差しに揺れながら 本文寺の長坂を行けば ちらちら ゆらゆら 木漏れ日に 早い春の香り 三門くぐって仰ぐ空 蒼く染まった五重塔に 緋木瓜の紅 風を染め そっと肩を抱く ..
-
花舞 ~さよならの瞬間~春がきて 桜の花舞 さようなら 君の旅立ち きれいだね とてもきれいだよ 忘れない 君の晴れ姿 夢見ることを 忘れちゃいけない 見えなくなるまで ここ..
-
縁切寺 PartⅡ並んで歩いた参道に 早い春の淡い影 そぞろに流れる雲遠く それはまるで淡雪 開き始めた蕾 どうぞ摘まないで もう少し待ちましょう 桜の薄紅を あれか..