記事「ポエム」 の 検索結果 3080 件
-
夢銀河夢時計が25時を 指すまで待っているから 銀河行きの列車が 発車する時間 人気のない改札を 抜けたところにいるから 時代遅れの古い時計が カチリと動くまで ..
-
それでいいよね朝焼けがきれいだね もうすぐ夜明けだね 結び合った手が 少し熱いね 新しい日が来る もうすぐ夜明けだね 絶え間なく走り行く 時計の針が早いね 音もなく流れて..
-
もっとずっと 静かにそっと夜の帳が下りて か弱い花にキスをするとき ぼくはそれにあわせて あなたにキスをしよう 夜の帳よりも もっとずっと静かにそっと その唇と胸に 優しいキスをしよう ..
-
確かなこと例えば あの時 違う道を選んでいれば わたしは いまごろ 何をしていたのだろう 例えば あの時 違う人に出会っていたなら わたしは いまごろ どこに暮らしていたのだろう ..
-
月が見てるから冬枯れの木立から 月が昇れば 空は蒼く薫り 波頭は銀に染まる 初冬に震えてる バルコニーで君は 何を見ているのか 何を想っているのか 右手のシャンパンが..
-
湯島にて湯島の境内から見上げた空は 哀しいくらい蒼い晩秋 行きかう人の気配が色濃い 寂しい風が吹いた晩秋 本殿に向かい手を合わす女一人 コートの白がまぶしい晩秋 わずか..
-
花 (Memorial Writing 300)どんなに美しい花でも あるいは疎ましいと感じる人もいる どんなに薫り高い花でも あるいは不快だと感じる人もいる どんなに心地よい花でも あるいは忌み嫌う人もいる 全..
-
鏡が池ひっそりと静かな水面なら 景色を切り取れる わたしの心も あんなふうならいいのに たおやかに色づき散ってゆく 紅いもみじのように ひっそりはっきり 染められればいいのに ..
-
水鳥秋の長雨に 煙る空の端を 白い鳥が一羽 二羽 切り取っていく 絶えることない 風の生まれる場所 そこからなら見えるのか 教えて欲しい 夢は夢のままで 君も..
-
LOVE SONG PartⅣ冷たい夜風に揺れながら ぼくは君を見てる 右斜めから見るその顔が とても素敵だって知ってた? 冷たい夜風に震えてる 街の灯りがきれいだね これが本当の星ならば もっともっと素..
-
雪起こし雪起こしが鳴り渡る 波頭にもうすぐ 白い花が降る 砕けては引く潮はまるで 人の世の無常を 告げて去るようで 喜びと悲しみを繰り返し 愛と憎しみを織りながら ..
-
小さな花小さく 優しげな 陽だまりに ひっそりと 秘めやかに 咲く花がある 人知れず咲いて散る けれど花は花 それを嘘だなんて 言ってはいけない 小さく 優しげな ..