記事「上田城」 の 検索結果 116 件
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第一章-8-源次郎は六郎と小介を連れて、よく城下へ出かける。今は危険な情勢ではないが、それでも城主の息子がふらふらと出ていて、笑って済ませることなど出来ない。 今までは護衛が二人ほどついていたようだが、十蔵..
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第一章-7-筧茂治は正直なところ、五歳の子どもに兵法を教えてやってくれと頼まれたときは、智将と謳われた真田昌幸も所詮は親馬鹿だったのかと、呆れが半分あったことは否めなかった。 はじめて会った息子は、確かに利..
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第一章-6-一人で出かけた昌幸は一組の親子と一緒に戻ってきた。 「これが息子の源次郎だ」 二人に紹介された源次郎は、作法通りの挨拶をした。 「真田昌幸が一子、真田源次郎信繁にございます。以後、よろしくお..
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第一章-5-六郎と一緒に部屋を出た源次郎は、自分の部屋には戻らず庭に下りた。六郎がついてくるのを確かめて、庭の真ん中に立った。 「ごめん……。六郎をからかうつもりはなかったんだ。本当に」 普通に碁を打てば..
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第一章-4-弁丸は五歳になり、二人の小姓をつけられた。 一人は海野六郎という弁丸より三歳年上の少年で、真田家の本家筋に当たる家の息子であった。ただ、六郎の家は海野家でも分家の中でもかなり外れにあり、父や兄達..
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第一章-3-子どもはすくすくと成長した。 若と呼ばれ、皆に愛されて育ってゆく。 「弁丸様はもうお歩きになった」 「若が言葉を話された」 「弁丸様が文字を読まれたのだ」 一挙手一投足が注目されるその..
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第一章-2-子どもが生まれたのは、信濃の里が深い雪に覆われた、年の暮れのことだった。 「おめでとうございます、御館様。ご世継ぎのご誕生でございます」 報せを受けた昌幸は、その時、東の国境にいた。 雪の..
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第一章-1-信州信濃の山間に、小さいながらも堅固な城があった。 城主は真田昌幸公。戦国乱世にあって、甲斐の武田信玄に仕えて領地を安堵されていたが、武田家は既に滅亡し、今は近隣諸国からの圧迫に耐えながら、上田..
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上田城へ漆黒の闇 現代社会では とくに都市近郊では まず無い! でしょう。 こんな夜は 真田の草の者達(忍者)が大活躍! したかも 彼らのもたらす正確な情報 熟慮の末..
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NHK 名将の采配「真田昌幸・“懐の深さ”が勝利のカギ」を視ました録画していたNHK 名将の采配「真田昌幸・“懐の深さ”が勝利のカギ」を視ました。 徳川を相手にした上田城の戦いが部隊でした。 相手を狭く、数人しか同時に侵入できない所に追い込むのが篭城の基..
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真田昌幸の巻 その2前回 戦国最強!徳川軍団 上田城へ迫る。 と ブログに 書いたまま 4ヶ月も 徳川軍団を 遅延?足止めに! ワシも 中々の戦略家 そうそう 真田昌幸の..
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「戦国英雄伝説 新釈 眞田十勇士」 第1話 関ヶ原の戦い(前篇)新釈:眞田十勇士 コンプリートDVD-BOX 新釈 眞田十勇士 コンプリート DVD BOX 新釈眞田十勇士(上田篇 1) http://streaming.yahoo.co.j..