記事「中世」 の 検索結果 574 件
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「大聖堂」(上・中・下)ケン・フォレット ソフトバンク クリエイティブ中世イギリスが舞台。大聖堂を建設しようとする人々が織り成す人生模様が精緻な時代考証の下で、実に劇的にして極めつけのリアル感を持って描かれています。 中世全般やゴシック建築、聖遺物に関する..
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「モンタイユー 1294~1324〈上〉」エマニュエル ル・ロワ・ラデュリ 刀水書房こ、こいつは期待以上に面白い本でした。異端カタリ派に関する資料的な本を読みたいなって思っていて、翻訳者の渡邊昌美氏に関係する本を探していて見つけた本です。しかしながら当初、予想していた異端に関する本と..
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「バラの名前」百科(而立書房)~メモ「バラの名前」百科の書評はこちら。 異端審問官ベルナール・ギュイ(Inquisitor Bernard Gui): ジャック・フルニエ(「モンタイユー」に登場する)と並んでベルナール・ギュイ..
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「バラの名前 百科」クラウス イッケルト,ウルズラ シック 而立書房小説「薔薇の名前」オタクが微に入り、細に入り、小説全体に隠された入れ子状態のような隠し扉を探し出し、その扉から扉への繋がりを解明し、解きほぐしていく。ただ、それを隠したのが一流の学者であると同時に、そ..
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「中世ヨーロッパの書物」箕輪 成男 出版ニュース社写本についての知識が欲しくて読んだ本。非常に興味深いところもあるが、退屈なところもあって興味のあるところだけ拾い読みをした感想です。 写本として現存しているものを紹介したり、そこに描かれ..
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「カテドラル」デビッド・マコーレイ 岩波書店サブタイトルのまんま、中世に生まれたゴシック大聖堂(カテドラル)が出来上がるまでを絵本という形にしたもの。 絵本といいながらも、きちんとツボを押さえてかなり正確に土台たる基礎を作るところからも絵..
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「絵解き中世のヨーロッパ」フランソワ イシェ 原書房う~ん、一見すると絵が綺麗に見えるのですが、冷静になってみると印刷自体はそれほど良い印刷とは思えないのですが・・・。値段からすると、もっとカラー印刷の品質を高めてくれてもいいように思う点がまず..
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「美しき時祷書の世界」木島 俊介 中央公論社ランブール兄弟の手になるベリー公の時祷書への憧れから見つけた本。大判の本の中にたくさんの中世写本からの画像が入っています。大変綺麗で見るだけの価値がある本ですが、採用されている写本すべてが気に入るかと..
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ステンドグラス(朝倉出版)~メモ「ステンドグラス」の書評は、こちらを参照。 中世時代におけるステンドグラス芸術の開花は、プラトンやネオプラトニムスの影響として跡づけることができる。ネオプラトニムスの”光の形而上学”は、5世紀に..
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「Stained glass(ステンドグラス)」黒江 光彦 朝倉書店とてもじゃないが、1万9千円も出して買えません。でも、価格に見合うだけの内容を持っているのも事実である本です。図書館で普及版と書かれてこの値段のものがありましたから、他にも普及版以外のものがあるのかな..
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中世フランスの宴おもしろい食事会に行ってきました。題して 14世紀フランス宮廷料理人タイユヴァンのレシピによる 「中世の宴」 近所のフランス語学校「日仏学院」内レストランで開かれた食のイベントです。..
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「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」藤代 幸一 法政大学出版局阿部 謹也氏の著作をはじめ、中世ヨーロッパ関係の本を読むとしばしば目にするこの本は15、16世紀の民衆本と呼ばれるジャンルの本だそうで、中世社会の風俗や習慣、思考方法などが素朴な童話のようなお話の中に..