記事「二十四節気」 の 検索結果 2114 件
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十六節:秋分(仲秋):金木犀金木犀の色した風が 高い空へと駆け上がる 刈入れ間近の 稲穂を染めながら 城下の町の古い屋並みに 木漏れ日さえも鄙びている 薄の揺れてる その音も聞こえてきそう ..
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十六節:秋分(仲秋):うろこ雲高さ増した空は秋 うろこ雲が群れる いつか見たような 懐かしい風景 またねと手を振れることが どれほど幸せだったか 今になってわかった 少し遅すぎたみたい ..
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十六節:秋分(仲秋):秋霖馬の背を分けるような 夏の夕立が恋しい しとしとと秋霖 物悲しい風情 水に書いた手紙は いつか水底に溶け落ちる 夜更けの雨は 切なく町を染める 朝が..
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十五節:白露(仲秋):十五夜 ~Rendez-vous~夜の深い底 月は淡い街灯 青白く染まらない場所で 今宵あなたとランデブー 人気のない街 そっと降る雨は星 煩い町の灯りを消せるのなら 今宵あなたと銀河へ ..
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十五節:白露(仲秋):朝霧朝霧の木立を 音も立てずに歩けば まるでレースのカーテンみたい 風に揺れるその風情は 高さを増してゆく 空の蒼は薄くなり まるで綿菓子みたいな鰯雲 音もなくたなびくば..
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十五節:白露(仲秋):白露さやと揺れた ほととぎすの花 白露 きらり そよと吹いた 風の囁き 清か ゆらり 夢を見ているような 秋めく一瞬 泡沫の景色は つかめないからこそ..
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十四節:処暑(初秋):風の盆八朔を迎えて あはれ 風は秋 高さ増す 雲の峰 魂の目的を探す 灯篭の描く 淡い影を辿る 赤い魚の 泳ぐ様 水面に木の葉ひとつ 心の傷は 時が癒すけれ..
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十四節:処暑(初秋):二百十日二百十日を前に 疾る風に頬を染める 来秋を待つ人 日傘がもどかしげに揺れる 藍青色の日暮れ 深まるばかりの夕闇 目頭に指を置いて 身動ぎさえしない人 ..
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十四節:処暑(初秋):秋暑盆参りの人の波 沈黙のざわめき 風が香に染まり 秋暑の眩しさ 今は亡き人 その記憶を辿れば 美しい面影が 去来するようで 戦の歴史を 重ねて思..
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十三節:立秋(初秋):槿あなたと見送った夏 いくつも覚えてる 真っ白な雲の峰 崩れてまた生まれて 同じ夏は来ない 同じ今日も来ない 知ってか知らずか あなたのコロンが懐かしい ..
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十三節:立秋(初秋):ひまわり夏の色を 秋の絵筆が 少しずつ塗り替える頃 大きく開いた 黄色い花を眺めてる 子供のころ 好きじゃなかった どこか物悲しく見えた 大きく開いた 鮮やかな黄色なのに..
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十三節:立秋(初秋):秋の気配逃げ水の向こうに おくらの花 黄色く咲けば 夏はゆらゆらと 去り始める合図 叢はいつしか 秋虫のSymphony Hall 夕べ縁取るは 蜩の切な声 ..