記事「人権」 の 検索結果 1357 件
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『妹とバスに乗って』/レイチェル・サーモン/早川書房/「小説のような実話」小説と思って購入した本。帯には「映画のような本当の話」と書かれていた。えっ、実話なの?小説じゃないの?と思いながらページを開いた。 ノンフィクションというより、やっぱり小説のような文体、流れ。こ..
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『火花』/高山文彦/飛鳥新社/「ハンセン病作家の短い生涯」北条民雄の名前を最近よく見かける。ハンセン病作家の作品が見直され、その傾向は高まったのだろう。 大正三年生まれの民雄は昭和十二年に23歳の若さでなくなる。この作品は思春期から作家を志し、ハンセン..
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『クライマーズ・ハイ』/横山秀夫/文藝春秋/「人の命に軽重はない!」1985年の日航機事故。世界最大の事故に対する新聞記者と経営陣との意識の違いを鮮明に描いている。真実の報道か、経営優先か、この違いが報道をゆがめているのだろう。 御巣鷹山の日航機事故を題材に..
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『朝陽門外の虹』/山崎朋子/岩波書店/「学而事人<学びて人に事う>」日本が中国侵略を強める時代、北京随一のスラムで、貧しさゆえに娼婦となりかねない少女たちの自立を願って、小さな女学校を創った日本人がいた。クリスチャンである清水安三と彼の志に共鳴した二人の女性、清水美..
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『国際労働基準で日本を変える』/ILO条約の批准を進める会編/大月書店/「基本的人権と平和めざして」「社会正義なくして世界平和なし」を基本精神として活動するILO。このILOの活動と条約を知りたくて手に取った一冊。 漠然としか知らなかったILOの精神と活動を知り、深い感銘を感じている。人権..
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『「破戒」と人権』/川端俊英/文理閣/「人権尊重の思想はどう発展してきたか」島崎藤村の『破戒』を中心に、文学が提起する人権の課題に取り組んだ意欲作。大正時代からの近代文学に表れた人権問題にも踏み込み、とても参考になる作品だ。 まえがきで「主人公やその周辺の弱者たちに..
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『暁の鐘』/前田愛子/新日本出版社/「女性の解放、真の自由をめざして」明治初期から女性解放運動の先駆者として活躍した女性、福田英子の生涯を描いた物語。自由民権運動の高揚のなかで、女性の解放、人間の自由について考えた英子。民権運動への弾圧、名誉と地位のために権力におもね..
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『知里幸恵 十七歳のウエペケレ』/藤本英夫/草風館/「アイヌの伝承を書き残した女性の物語」アイヌというだけでいわれなき差別を受け、悲しみ、苦しみを耐えてきた少女、知里幸恵。金田一京助との出会いから、アイヌの伝承を書き残すことに生きがい知る。この少女の生い立ちから、19歳で夭折するまでの物..
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『北村兼子』炎のジャーナリスト/大谷 渡/東方出版/「自由という大空に向かって羽ばたいた女性」北村兼子という名前は聞いたこともなかったが、ある機会にこの女性の存在を知り、この本を手に入れた。27歳で亡くなった北村兼子について作者は次のように述べている。 「北村兼子は、近代日本のなかで最..
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再掲『もうすぐ飛べる!』越水利江子・作 津田真帆・絵 大日本図書春海がただよっているのは、まっくらな、星もない夜の海。ベッドのイカダは、まっくらやみの海を、行くあてもなくただよっている。どこにも島はない。どこにも、星は見えなかった。(なにがいけなかったのだろう。わ..
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『ボーイ・キルズ・マン』マット・ワイマン・作 長友恵子・訳 鈴木出版守ってくれる人はもうだれもいない。希望を持つためには銃が必要なんだ。南米コロンビアの都市メデジンを舞台にした衝撃の物語。 ボーイ・キルズ・マン (鈴木出版の海外児童文学―この地球を生きる子ども..
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『さんびきめのかいじゅう』デビット・マッキー作 なかがわちひろ・訳 光村教育図書あかいかいじゅうと、あおいかいじゅうのまえに、あるひ、きいろいかいじゅうがあらわれた。「とっとときえろよ。よそものはおことわりだ」 さりげなく「なかまはずれ」について考えさせる、ユニークな絵本。 ..