記事「人生」 の 検索結果 25723 件
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荷風再読――雨蕭蕭と梅雨入り早々の雨が冷たい。 前回の拙ブログで荷風の『ひかげの花』が見つからなくなったと嘆いたが、思いがけなく新盤の岩波文庫に入っていたのに気がついた。毎度ながらズサンな調べものに恥じ入る..
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田舎あるき――バスは一日四往復西行、芭蕉ゆかりの「遊行柳」の残る里、芦野への道は、東北本線の黒田原から延びている。約6キロの道のり。 バスに乗ることは期待していなかった。今どき、地方の人々は一人に一台のクルマを使っている。乗..
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遊行柳――人と木、人と人母方の祖母が生まれたという、那須町の芦野という所に立ち寄ってみることにした。福島、三春からの帰り。 謡曲「遊行柳」ゆかりの地だというが、「へぇー、そう」というしかないのが、かなしい。 なん..
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ようやく解放――Honolulu 4日目 空港の出国ゲートを抜けてこの安堵感は、何ものにも代え難い。 ……。 空港での搭乗手続きと安全検査。いつも悩まされる。航空会社によって発券や荷物受付の手順が異なり、空港によって基準が違う。その度ごとに慌てるハメにな..
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植物園、友たちよーーHonolulu 3日目 草木愛する者、みなココロ優しく路線バスに乗ることに難儀しながら、ようやくホノルルのダウンタウン北側にあるフォスター植物園を探し当て、入口にたどりつくころ、それまでの苦労は解消していた。 そこをめざして三々五々集まってくる人々..
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楽のために寝るのではなくーーHonolulu 2日目 寝てるか気張るかまさに、死んだように寝ることと、することを強いられた行動の繰り返し。昼も夜も区別なく。何かするために起き、終わったらシャワーを浴びてベッドに倒れこみ、泥のように眠る。目が覚めると、真夜中でもタブレット..
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今年の桜 4――雨の園内独り占め昼飯はいつもの生蕎麦「豊年屋」で酒二本とたぬき蕎麦。そばつゆと日本酒の組み合わせ、絶妙。日本人である幸せ、しみじみ。他の国なんて、行きたくない。 気心の知れたおかみは、しずかに店の奥に佇み、..
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今年の桜 3――なにも遠出しなくても…シアワセなんて、いつも足元にあるもので。金かけて観光地に行かずとも、雨が降っていても、それはそれで良さはあるもので。桜は桜。 そういえば、あのようなことがあった。すでにこのブログに載せたことがあ..
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今年の桜 1 ――身延山はあまりに思い出深く若かりし日の青く苦い思い出――。 「夏の朝」 夜明け近い林。カナカナカナカナ……。どしゃ降りのような蝉しぐれ。いつ止むともしれず、音の洪水が周りから押し寄せてくる..
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氷川丸で見た“ホンモノ”――時の重み横浜港山下公園に永久停泊している氷川丸に見学乗船した。乗船前にその後部船体の外販を見て、「これは、違うぞ」と目が覚めた。 だいたい、施設見学のたぐいは、自分の生活と何の関係もない世界を観させられ..
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紅葉京都行3――嵯峨野、思い出京都行き第2日目は嵐山、嵯峨野を廻ったが、マヌケなことにカメラを持参するのを忘れていた。同行の友人には「気楽に見物できていいよ」と強がりを言っていたが、内心は穏やかならざるものがあった。ニンゲン、ある..
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どこに生まれたって人は人だろう――新生児取り違えに思うこのたび判決の下った、60年前の新生児取り違え事件には、考え込まざるをえない。「彼の人生とは何だったのだ。彼はほんとうに、『人生、棒に振った』と感じているのだろうか」と。 判決によれば、「男性は..