記事「古事記」 の 検索結果 755 件
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第二回横超忌2014年3月17日(月)、東京・麻布台で開かれた、第二回横超忌(吉本隆明忌)の案内状。 第二回横超忌次第。 いい会だった。司会の神山睦美さんの東北人らしい訥弁が、この会に..
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古事記ノート(25) 日朝をつなぐイナヒ『古事記』『日本書紀』とも、後の神武天皇であるワカミケヌの同母兄として、イナヒ(稲飯)が登場する。『日本書紀』では、神武東征の際同行し、熊野沖で暴風に遇い、入水するが、『古事記』上巻最後では、神武東征..
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古事記ノート(24) 阿曇族について時差ボケでひたすら眠い。起きているとき、阿曇(あずみ)族についての本を2冊読む。屋根裏部屋整理のとき、3冊見つけたうちの2冊。 北九州から安曇野にやってきた阿曇族。有明、志賀という地名を伴い、海..
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三井寺と萱津神社7月9日(火)午前、猛暑のなか、三井寺へ。霊泉にボコボコと音がして水が湧いている。「三井」の由来の泉。 水のかたまり時間のかたまり湧いて砕ける 夏石番矢 弁慶の引き摺り鐘も見るのは初..
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古事記ノート(23) 序文の「天皇」と「皇帝」『古事記』の漢文の序文には、かなり巧緻な謎かけがほどこされている。 「天皇」として記されるのは、神武と天武のみ。元明、仁徳は、「皇帝」として、応神は無称号でこの漢文に埋め込まれている。これは単な..
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関裕二の日本古代史本はゴミ2月1日(金)、虫歯1本の治療のために南浦和へ行く。西村歯科クリニックの入っているビルの1階の書店で、ひさしぶりで日本古代史の新刊を買う。 帰宅後、関裕二『古事記の禁忌 天皇の正体』(新潮文庫、..
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研究室で5時間 採点と考察1月25日(金)、午後から5時間、明大和泉キャンパスの自分の研究室に詰める。暖房を入れても、足元が寒い。足湯などもできない。 学生のレポートを読み、後期授業の採点。時間が余ったので、伊藤清司『日..
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古事記ノート(22) 葦と鉄と鈴と稲この年末年始、自宅の蔵書の古代史関連書を数十冊、再読。とくに真弓常忠『古代の鉄と神々』(学生社、1985年)がおもしろかった。イザナキ・イザナミの名前のなかの、「サナギ」が鉄鐸を指すとの福士幸次郎の提..
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古事記ノート(21) 国引き神話1記紀神話にはなく、『出雲国風土記』意宇郡の条に、ヤツカミヅオミツノが、国引きをする神話がある。これは、出雲にあった独自の神話の断片だろう。どう解釈するか? まず、ヤツカミヅオミツノという神の名前..
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古事記ノート(20) ツムガリの大刀とは?古事記ノート(19) ヤマタノオロチは出雲にいなかった? https://banyaarchives.seesaa.net/article/201212article_22.html で触れた..
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古事記ノート(19) ヤマタノオロチは出雲にいなかった?スサノヲのヤマタノオロチ退治は、日本神話のハイライトの一つだが、これが『古事記』出雲神話の冒頭に置かれていることに疑問を感じる。また、オロチを退治したのがスサノヲであるのも、作り物臭い。 まず、..
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古事記ノート(18) 天の死と更新ひさしぶりで古事記ノート。明治大学法学部の乾ゼミ(古事記)も続いている。 須佐之男命の勝さびと天の岩屋戸につての新解釈。ここで、太陽に限らず、天全体の死と更新が語られているとの私の見解。 ..