記事「古代史」 の 検索結果 454 件
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古代国家は何故、存続したか(3)ー古代国家の存続と「単一的支配」-(前項の続き) 前々項でも述べたが、拙稿の大きな成果は従来、不明であった古代国家・国家機構はなぜ、存続したかという問題に一定の見通しを得たことである。 主に70年代まで継承された「中央集権..
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古代国家は何故、存続したか(2)ー古代国家の維持・運営と“法”-(前項の続き) 戦前以来の、古代国家の維持・運営の主力を“法”とする見解が、なぜ、成り立たないのか? ここでは、拙稿との関係でこの問題につき述べてみよう。 前項で述べたように、拙..
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古代国家は何故、存続したか(1)ー「”法”より経済」-延々と10回も続いた「学界体制の根本的欠陥」もようやく終わった。 なぜ、この項が長引いたかと言うと、論文「地方行政機構の特質・展開と律令制国家ーその維持・運営ー」(以下、拙稿)の執筆・..
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学界体制の根本的欠陥(10)-ネット利用の拡大-(前項の続き) 前項までで述べた問題は太田(秀)・太田(幸)個人の問題では必ずしもない。 歴研・歴史学全体の問題でもある。 すなわち、冷戦崩壊で社会主義の「夢」が潰えた中での、..
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学界体制の根本的欠陥(9)-これぞ「老害」!(ⅳ)-(前項の続き) 念のために述べておけば、私は(1)世界史認識という問題の意義(2)(1)に対応する上での日本史・東洋史・西洋史の共同研究の意義を否定するつもりはない。 というより、上..
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学界体制の根本的欠陥(8)-これぞ「老害」!(ⅲ)-(前項の続き) 太田(秀)の共時的方法は「現代と歴史学の結び目」というエッセイで提示されている。 前述のように、このエッセイは『歴史を学ぶ心』に収載されているが、太田(秀)の国際認識..
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学界体制の根本的欠陥(7)-これぞ「老害」!(ⅱ)-(前項の続き) 太田(幸)の見解は煎じ詰めれば次のようになる。(A)歴研では「民主主義的な立場」とともに、「世界史的立場」を掲げている (B)育鵬社版教科書に見えるように「一国史的枠組み」は..
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学界体制の根本的欠陥(6)-これぞ「老害」!(ⅰ)-(前項の続き) まずは前項で書いた論文の郵送の件から。 論文の総頁は182頁、表が総計29頁、論文引用者は57人であることが判明した。 57人分の総頁数は、(182+29)頁×..
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学界体制の根本的欠陥(5)-「支配の具体相」が把握できない体制的理由―(ⅳ)(前々項の続き) さて、論文もアップしたことだし、これからはブログをジャンジャン更新していこう。 …と言いたいところだが、実はまだ作業が残っている(苦笑)。 論文の郵送である。..
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論文発表のお知らせー「地方行政機構の特質・展開と律令制国家」をアップしましたーブログを一カ月以上放置した挙句、「学界体制の根本的欠陥」も未完結なのに何ですが… 懸案だった新論文をようやくHPにアップしました。 題は「地方行政機構の特質・展開と律令制国家ーその維..
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学界体制の根本的欠陥(4)-「支配の具体相」が把握できない体制的理由―(ⅲ)(前項の続き) 前回の更新からほぼ一ヶ月が経過しており、更新ペースは益々落ちている。 前項でも書いたように、基本的に論文を仕上げているためである。 今は註付けの段階なのだが、..
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学界体制の根本的欠陥(3)-「支配の具体相」が把握できない体制的理由―(ⅱ)(前項の続き) まず、お詫びとお知らせから。 前回の更新から10日以上が経ってしまった。 受験ネタの新ブログを始めたこともあるが、何より、論文の仕上げに時間をとられているた..