記事「古代史」 の 検索結果 454 件
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歴史学界とマスコミーある雑誌記者の一言ー一か月ほど前、あるマスコミ関係者(某誌・記者)と接触した。 用件は、「古代史の『偽装』」などで論じた、古代史学界の諸問題を取り上げてくれないかとの依頼である。 色々とアドバイスももら..
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歴史学界の「負のスパイラル」-『歴研』仁藤論文・付録ー「『貧困』は古代史に何を要求するか?」を書き終えた。 大体、論文評というのは手間がかかる。 まぁ、この論文の場合、ざっと読んでみて「こりゃ、だめだ」と思ったが、批判するとすれば中身を..
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「貧困」は古代史に何を要求するか?-『歴研』仁藤論文ー(3)(前項の続き) 現段階の予測では、仁藤論文は学界内部では「力作」と評価される可能性が強い。 80年代以降の古代都市研究の集大成だからである(数えてみたら28本の論文・文献が引用・検討されて..
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「貧困」は古代史に何を要求するか?-『歴研』仁藤論文ー(2)(前項の続き) 前項での整理に明らかなように、「貧困」問題に関連するのは、(3)「都市貧民の存在がなぜ権力にとって深刻な政策的課題の対象となったのか」の考察である。 しかし、そもそもこの..
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「貧困」は古代史に何を要求するか?-『歴研』仁藤論文ー(1)今月の『歴史学研究』886号では、「歴史のなかの『貧困』と『生存』を問い直すー都市をフィールドとしてー(Ⅰ)」という特集が組まれている。 古代史からは、仁藤敦史「古代都市の成立と貧困」が寄せ..
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「事実と理論の緊張関係」と「革命」(2)-石母田正と「文革」-(「『事実と理論の緊張関係』と『革命』(1)」の続き) ようやく、「『事実と理論の緊張関係』と『革命』(1)」の続きを書ける。 このブログは基本的に週1ペースで書こうと思っているのだが..
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「最古」の「日本」名称ー現代と「発見」ー10月23日付「朝日新聞」朝刊に「『日本』の名称 最古の例か」との見出しの記事が掲載された。 678年ごろの作と見られる、中国で発見された百済人の墓誌に「日本」の名称が見られると言う。 ..
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「古田史学」-「ねつ造」を広めてどうすんじゃ?-日本という国家・社会では、古代史という学問は、実際のところ、あってもなくてもどうでもいいという扱いになっている、というのは、何かにつけて実感するが、こういうのを見ると、ますますその感を強くする。 ..
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「実社会に応用が利く」テスト!?-全国学力調査問題ー10月18・19日付『朝日新聞』朝刊に、震災で実施されなかった全国学力調査の問題が公表された。 18日付1面の記事紹介には「実社会に応用が利く良問が目立つ」とある。 「どれどれ、どんな問..
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「事実と理論の緊張関係」と「革命」(1)ー「反格差」世界同時デモー10月15日(日)、「反格差」世界同時デモが行われた。 東京では、複数個所で各100人以上が参加したらしい(10月16日付「朝日新聞」朝刊)。 もちろん、このデモで前面に出ているのは「格..
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「古代史の『偽装』」をアップしましたHPに「古代史の『偽装』-過去の事実と現代日本ー」という文章をアップしました。 私の古代史学界や日本という国家の現状についての基本認識を示したものです。 できるだけ、専門外の方にも読..
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東日本大震災と歴史学界(3)-『歴研』特集ー(前項の続き) 今回の震災への歴史学界の反応としては、先月、発表された『歴史学研究』(以下、『歴研』)の特集「東日本大震災・原発事故と歴史学」(同誌884)が挙げられる。 論文計10本、ほ..