記事「哲学」 の 検索結果 6169 件
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「実力も運のうち」~マイケル・サンデル著、早川書房刊~【20210808-8-32】何故、アメリカでは国民の半数近くがいまだに前大統領を支持しているのか?何故、長い目でみれば自らに不利になるような政策を打ち出す為政者を支持するのか?これまで、民主主義は人..
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「想像のレッスン」~鷲田清一著、ちくま文庫~【20210627-8-13】"レッスン”というだけあって、読んでいてもなかんか頭の中でその概念にピントが合わず、読み終えるのに時間がかかった。言葉は二転三転し、安易な合点を許さず、ほとんど現代詩を読..
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「クララとお日さま」~カズオ・イシグロ著、早川書房刊~【20210504-8-18】ノーベル賞受賞作家だけあって、読み応えのある小説だった。しかも、大作にありがちな中途半端な終わり方ではなく、最後までしっかりと構想が練られ書ききっている。読む前から語り手..
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「翻訳語成立事情」~柳父章著、岩波新書(黄)~【20210214-8-8】いつもは無自覚に使っている日本語も、本来の外来語である漢語や日本固有のやまとことばに加えて、明治期以降に形成されてきた"翻訳語“の成り立ちを知ると、実に味わい深い。ビジネス..
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「濃霧の中の方向感覚」~鷲田清一著、晶文社刊~【20210207-8-5】時代の危機の中で人間が生きるために本当に必要なことは、答えを見つけることではなく、本来的な存在に向かう方向感覚ということだ。本書は、足下のコロナ禍が到来する前に出版されてい..
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「エマニュエル・トッドの思考地図」~エマニュエル・トッド著、筑摩書房刊~【20210102-7-80】2021年の最初の読書で本書に出会えたことは、このコロナ禍の社会情勢下で非常に意義深い。著者はフランスの歴史人口学者だが、本書は『「思考する」とは何か?』ということを主軸..
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「現代語訳 論語と算盤」~渋沢栄一著、守屋淳訳、ちくま新書~【20201129-7-75】これほど日本の近代化に貢献した人物が、思ったほどこれまで歴史の表舞台に登場してこなかったのは、やはり官ではなくて民の世界に身を置いていたからだろうか。ようやく一万円札の肖..
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映画「TENET」~監督脚本クリストファー・ノーラン~時間を渡り歩くスパイアクションSF映画。どの様に分類したらいいのかわからないが、そんなことはどうでもよいくらいに実に面白かった。同監督の「インセプション」(https://nejimakidoritu..
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「コロナ後の世界」~ジャレド・ダイアモンド他、大野和基編、文春新書~【20200816-7-57】本書は、世界最高峰のオピニオンリーダーたち6名が、コロナ後の世界をどの様に構想するかについて語った記録だ。共通しているのは、毎日テレビで聞かされているような短絡的なコメン..
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「猫を棄てる」~村上春樹著、文藝春秋刊~【20200531-07-45】誰にでも、自分の知らない父親が在る。自分の父親だからと言ってそのすべてを知っているわけではない、というのは当然のことだが、自分の中に無意識に存在している何者かが、実は自..
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「世界観をつくる」~水野学Ⅹ山口周著、朝日新聞出版~【202004503-07-40】あまりにも長い間、問題を解くことばかりに慣らされて、そもそも何が問題なのかさえ分からないまま解き方ばかりを訓練し続けてきた。その帰結として「問題を提起できる人」が世の..
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「臨床とことば」~河合隼雄×鷲田清一著、朝日文庫刊~【20200315-07-22】「聴く」とはどういうことか。第一線の臨床心理学者と臨床哲学者の対談は非常に示唆に富んでいて面白い。言葉は人と人との距離を決めるものだということをあらためて認識した。「ほ..