記事「哲学」 の 検索結果 6169 件
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<不完全な思想>ゲーデルの不完全性定理によれば、数学を含む無矛盾のあらゆる公理系には、その内部に否定も肯定もできない証明不能の命題が含まれるという。 一見、数学とは無縁な主義思想の話ではあっても、それらを極めれば、..
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<ある寓話>とある無邪気な男が、高僧に尋ねました。 「神様はどこにいらっしゃるのでしょうか。よろしければ、私にも神様をみせてはいただけないでしょうか。」 高僧は無言で男を見つめていましたが、やがてこう答えまし..
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<天理と人道>二宮尊徳 『二宮翁夜話』より <引用開始> 翁曰、天理と人道との差別を、能(ヨク)弁別する人少し、夫(それ)人身あれば欲あるは則(スナハチ)天理なり、田畑へ草の生ずるに同じ、堤は崩れ堀は埋(ウ..
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<賢者の自戒>あふれる教養は時にその知性を曇らせ、秀でた知性は時に教養の習得を疎かにさせる。 あるいは、劣りし知性が教養への渇望を生み、乏しき教養が知性の働きを活発にするのかもしれぬ。 いずれにせよ、知性と教養..
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<歴史に学ぶ>歴史を尊び、これに学ぶとはどういうことだろうか。 過去の真実を詳らかにしつつ、そこに先人の叡智を見出す忍耐強い作業が不可欠であるのはいうまでもない。 人は良くも悪くも感情に支配されがちで、ゆえに主..
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<公平という名の正義>実のところ、復讐心を後押しするのは、ある種の正義感ではないだろうか。 それは公平という名の正義である。 理不尽に損害を与えてきた相手に損害がないのは不公平であるというわけだ。 ゆえに、相手にも同..
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<存在の揺らぎ>我々が唯一確かだと思っている自らの存在。しかし、量子論的には、「存在」すら揺らいでしまう。もとより「存在」とは、それを認知する客体があって、はじめて存在するといえるもの。女性が一生懸命お化粧をしても、..
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<真実の敵>核武装を是認する姿勢は、獣の論理につき動かされる獣の姿そのものである。そして、相手が獣ならば撃って良しとする姿勢は、さらに自らの獣性を証する愚劣の極みといえるだろう。 もとより人間は、その裡側に獣性..
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<仕組まれたドラマ>昔から、人間は同種族でありながら、縄張り争いの名目で殺し合い、陣地とりを繰り返してきたわけだが、これは、ドーキンス博士の利己的な遺伝子説で説明がつく。 遺伝的に近い種族を選択的に残そうとする、DNA..
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<天皇陛下の大御心>「日本が最初に核を開発すれば、人類を滅ぼす宗家になるではないか」と諌められた昭和天皇。 日本に核兵器は要らぬというそのご聖断に対し、「今日のような世界情勢なら、陛下もこんなことを言われなかっただろう..
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<討論番組に思う>獣の論理に脳髄を支配された烏合の衆が、どれだけ雁首を揃えて物事の是非を討論してみたところで、決して真理にたどり着くことはできないだろう。 多数派に属してさえいれば居心地がよいのも、獣の論理に毒さ..
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<核抑止論の虚妄>人間は、どこかで人間を信じている。 自国に多大な犠牲を払う可能性のある選択肢、つまりは核による反撃を生ずるような選択肢(=核の先制攻撃)がとられることはないだろうという核抑止もまた、人間に対する一片..