記事「外国人」 の 検索結果 4956 件
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十五 強制送還(7)一台のパネルバンが廃工場に停まった。運転席と助手席から降りた二人の男は、後ろの扉を開ける。 そこから十人程の男女が降り立った。 「久し振りだよ。貨物のようにすし詰めで車に載せられ移動したのはな..
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十五 強制送還(6)移動するとしたら、もうそろそろ行動に移さないとならなかった。お守り代わりのプラスティックチップを入手するために立ち寄ったのだが、ズルズルと長居をしてしまっていた。 余分なプラスティックチップをポ..
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十五 強制送還(5)様々な思惑と目的を持った集団が千葉県の工場を目指していた。 ある集団は自分たちの犯した不正を隠蔽するために、また別の集団は外国人が犯した不正を暴き摘発するために、双方ともに国道十六号線をひた走っ..
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十五 強制送還(4)花村は中止処分された事件を取り扱った者の名前を確認すると、内線電話を掛けるのだった。 「はい、十年以上前になりますが、覚えていらっしゃいますか?はい、記憶力の良いことは承知しています」 電話口..
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十五 強制送還(3)「場所がわからないのに、早く行かなければ消されてしまうと言われてもなあ」 「ホアホアが初めて捕まった場所だと言うんですが、その摘発記録が出て来ないんです。色々とやってみたのですが、これは地下倉庫の事..
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十五 強制送還(2)「ショウナン?なんだそれ!いい加減なこと言うなよ」 「止めろ、ちょっと待て!ショウナンって神奈川の湘南なのか?何故、ホアホアは神奈川にいるんだ?」 締め上げようとする男を制して、男は富樫に問いか..
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十五 強制送還(1)整理が行き届いていた富樫の事務所の中は、天地をひっくり返したように雑然としていた。 部屋の隅のソファーには腫れ上がった顔を、掌で覆い隠すようにして富樫が座っていた。 回りを取り囲んでいた男の..
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十四 逃走の果てに(13)広大な中国であれば何処かに身を潜めながら、起死回生の機会を伺うこともできるかもしれないが、狭い国土の日本では身を潜めることは難しかった。 いくら日本名を名乗り日本旅券を取得したと言っても、見かけ..
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いまさら聞けない入管の話 56 何故、在留特別許可されなかったのか(6)口頭審理が終わり、立会いをした夫から話を聞いたが、婚姻に関する質問はなく、もっぱら容疑者の過去の履歴についての話を追及されたということだった。 取り調べを受けてからの婚姻であったから、その点を追..
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いまさら聞けない入管の話 55 何故、在留特別許可されなかったのか(5)収容されてから40日が過ぎようとしていた。収容令書が執行されて違反調査、違反審査、口頭審理、異議の申し出に対する裁決、これらの一連の手続きは、最大で60日の収容期間内で終結することになる。 口頭..
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いまさら聞けない入管の話 54 何故、在留特別許可されなかったのか(4)彼女が入管法に違反したのは、今回が初めてではなかった。2回目の摘発であることは承知していたが、それ以上前に違反したことがあるというのだった。 日本人と結婚して「日本人の配偶者等」の在留資格で在留..
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いまさら聞けない入管の話 53 何故、在留特別許可されなかったのか(3)それでも勝機はあった。「定住者」として在留するには、自立した生計が建てられなければならない、その生計の建て方が違法なものであるということはそのまま在留を継続することは叶わないと思えたが、幸いにして以..