記事「安岡正篤」 の 検索結果 308 件
-
【活学のすすめ】学問というものは現実から遊離したものは駄目であって、どうしても自分の身につけて、足が地を離れぬように、その学問、その思想をもって自分の性格を作り、これを自分の環境に及ぼしてゆくという実践性がなければ活..
-
【新年の解】新という字を知らぬ者はない。 然し新という字の真の意味を解する人は案外少い。 元来この字は「辛」と「木」と「斤」との組合せである。 辛は努力を意味し、斤は木を斬る「まさかり」、「大をの」であ..
-
【機前 2】一年では「神代のことも思はるる」という元旦。 人間で言うなら幼児。 地球でいえば混沌、太初である。 夜明けは実に静寂で、光明で、清浄である。 明るく、静けく、清い。 伊勢神道はこれを本領..
-
【機前 1】度会家行の「類聚神祗本源」に「志す所は機前を以て法と為し、行ずる所は清浄を以て先と為す」と言っておる。 機前とは、一日で言うなら、日が出て鶏が鳴き出す、人間世界のいろいろな営みが始まる、こういう..
-
【新 鮮】人間は何事によらず新鮮でなければならない。 ところがいかにすれば新鮮であり得るかといえば、やはり真理を学んで、真理に従って生活しなければいけない。 もっと突っこんで言えば、人間としての深い..
-
【年頭自警】一、年頭まず自ら意気を新たにすべし 二、年頭古き悔恨を棄つべし 三、年頭決然滞事を一掃すべし 四、年頭新たに一善事を発願すべし 五、年頭新たに一佳書を読み始むべし ■安岡正篤のことを..
-
【大器晩成】大器晩成という言葉があるが、人は自然が晩成した大器だ。 (高等動物の中で)一番後で作ることに成功した。 まあ、大器といってよい。 まさに大器晩成で、大自然という偉大な創造者が何十億年もかかっ..
-
【大器量人】器量は多くの人間を包容できることだが、これもただできるだけではダメで、それをちゃんと是非善悪を見分けて使いこなしてはじめて本当の器量と言えるので、それのできる人を大器量人というわけである。 ..
-
【お蔭を知る】本当にわれわれの存在というものは、究明すればするほど種々のお蔭によって在る。 天地のお蔭、国家や社会のお蔭、親や師友のお蔭。 この計り知ることの出来ないお蔭をしみじみと感じとり認識する、こ..
-
【「孝」という字】人間は進歩しようと思えば、統一がなければならない。 教育とは何ぞやと言えば、つまるところは先輩・後輩と長者・少者の連続・連結の役目をなすものでなければならない。 要するに孝という字は、単に..
-
【三 宝】老子にいわゆる「老子三宝の章」という有名な一章があります。 我に三宝あり。(持して之を保つ。) 一に曰く慈。二に曰く倹。三に曰く敢て天下の先とならず。 慈なり、故に能く勇。倹なり、故に能く広..
-
【内 訟】内訟とは自分の煩悩を自分の良心に訟えることである。 書籍『安岡正篤 一日一言』(致知出版社刊)より <script Language="ja..