記事「安岡正篤」 の 検索結果 308 件
-
【孝心】人として生まれ出でた子が その親に対しておのずから催す感恩報謝の情意を、 実に「孝心」、あるいは単に「孝」と言う。 孝こそは我々がその最も直接な造化に 対する帰順合一であり、 孝によって..
-
【自己鍛練の妙薬 2】身体ばかりではない。 生理ばかりではない。 精神、心理という意味に於ける性理、命理もすべてそうです。 そんなことから、病弱とか、愚鈍であるとか、貧乏であるとか、多忙であるとかいうことは、逆に..
-
【自己鍛練の妙薬 1】人間はどんなことが起っても、自由自在に対応出来る適応力を不断に養わなければいけない。 それには絶えず自力を養成しなければならぬ。 薬の力とか、医者の力とか、他物に依存して居っては段々に自力が弱..
-
【熱血漢】幕末・明治の青年達には、先輩に学ぼうという熱意があった。 先輩達もそういう青年を非常に愛し、薫陶した。 現代のように軽薄青年と無志操な老人が相寄ったところで、新時代の建設など出来るはずもない。..
-
【偉大な自然人】人間はどこまでも亭々として聳ゆる野中の杉、尾上の松の如く、すくすくと伸びていかなければならぬ。 たえず枝を払い、懐をすかせ、花あれば花を間引き、実成れば実を間引き、絶えず努力すれば、偉大な自然人..
-
【大努力 2】秀れた者となるためには、人の数倍の努力と苦労をしなければならない。 人の寝るところは半分にし、人の食うところは半分くらいにしても、努力するところは人の十倍も二十倍もやるだけの元気がなければならぬ..
-
【大努力 1】修養のしかたによっては、人間にはいかなる能力があるかわからぬほど貴い。 研究すればするほど、人間の美質は発見せられ能力が発揮せられるのである。 学校の成績は平均点が三十点でも四十点でも、それで..
-
自分を豊かにするだけでなく、生かされているありがたさを知って、その恩をいかに返していくかが大事「安岡正篤先生は『自靖自献(じせいじけん)』とおっしゃいました。 自分を豊かにするだけでなく、生かされているありがたさを知って、その恩をいかに返していくかが大事だと教わりました」 ..
-
【二つの徳性】人生で一番大切なのは徳性である。 その徳性の中で最も人間に大事なものは二つある。 その二つはいち早くお誕生過ぎにはっきりと表われる。 その一つは明暗ということ。 心を明るくするというこ..
-
【元服の礼】人間は教育よろしきを得れば、知命、立命の教養を積めば、その人なりに大成する。 それから先はいろいろの経験が加わって鍛錬陶冶され、いわゆる磨きがかかるだけで、人そのものは十七、八歳でちゃんと出来る..
-
【挨拶の意味】挨拶とはどういう意味かと申しますと、挨も拶も、直接の意味はぴったりとぶつかる、すれ合うということで、従って物を言うのに、相手の痛いところ、痒いところへぴったりと当たる、これが挨拶であります。 ■..
-
【学ばざれば道を知らず】政治は民を養うことと同時に、民を教えることでなければならぬ。 殊に人の人たる所以を考える時、教学の尊いことは言うまでもない。 『学記』の名言に、 「玉・琢かざれば器を成さず、人・学ばざれば道..