記事「安部公房」 の 検索結果 305 件
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安部公房の新刊今日(1月22日)は、安部公房の没後20年の命日に当たります。 安部といえば、昨年、最初期の未発表小説「天使」が発見され、安部の読者の間で話題になりましたが、 その「天使」と、全集にしか入って..
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『燃えつきた地図』についてもう20年近く前、『燃えつきた地図』を初めて読んだ、その文庫本をいまも持っています。 ぼろぼろのカバーはセロハンテープで無理やりに補修されており、紙は褪色と手垢で黒ずみ、どのページを開いても無秩..
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【修士論文】安部公房論/終わりに終わりに ――後期へ 『箱男』の4年後(1977年)に安部公房は、『密会』という長篇小説を上梓する。 この小説は『箱男』と同等以上に複雑な小説であり、また、主題的な面およびモティーフの..
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【修士論文】『箱男』論 《8》 袋小路=迷路へ修士論文 安部公房論―中期長篇小説を中心に― 第二部 『砂の女』以降 『箱男』論 《8》 袋小路=迷路へ さて、さまざまなエピソードが類似による連合としてテキストの表面に現..
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【修士論文】『箱男』論 《7》 編集者としての作者修士論文 安部公房論―中期長篇小説を中心に― 第二部 『砂の女』以降 『箱男』論 《7》 編集者としての作者 以上のことを正しく論じているのが、諸田和治である。 諸田は..
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【修士論文】『箱男』論 《6》 類似と連合修士論文 安部公房論―中期長篇小説を中心に― 第二部 『砂の女』以降 『箱男』論 《6》 類似と連合 〈15〉から〈18〉は、さまざまな意味でシミュレーションの場面である。..
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【修士論文】『箱男』論 《5》 シミュレーション修士論文 安部公房論―中期長篇小説を中心に― 第二部 『砂の女』以降 『箱男』論 《5》 シミュレーション――可能性の消尽とテキストの自立=自律 〈14〉では「ぼく」は、夜..
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【修士論文】『箱男』論 《4》 「匿名の夢」修士論文 安部公房論―中期長篇小説を中心に― 第二部 『砂の女』以降 『箱男』論 《4》 「匿名の夢」――箱男であることの困難 さて、箱男が 《2》 および 《3》 で確認..
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【修士論文】『箱男』論 《3》 箱男の特質(2)修士論文 安部公房論―中期長篇小説を中心に― 第二部 『砂の女』以降 『箱男』論 《3》 箱男の特質(2)――客観描写の体現 さらに、前節に見たような箱男という存在が、テキ..
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【修士論文】『箱男』論 《2》 箱男の特質(1)修士論文 安部公房論―中期長篇小説を中心に― 第二部 『砂の女』以降 『箱男』論 《2》 箱男の特質(1)――自由の体現 本稿がこれまで論じてきた『砂の女』、『他人の顔』、..
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【修士論文】『箱男』論 《1》 テキストのピース分割修士論文 安部公房論―中期長篇小説を中心に― 第二部 『砂の女』以降 『箱男』論 《1》 テキストのピース分割 『箱男』は1973年、新潮社から「純文学書下ろし特別作品」と..
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【修士論文】『燃えつきた地図』論 《8》 「燃えつきた地図」修士論文 安部公房論―中期長篇小説を中心に― 第二部 『砂の女』以降 『燃えつきた地図』論 《8》 「燃えつきた地図」 最後の場面について、2つの観点から補足して論じよう。..