記事「宗教」 の 検索結果 7937 件
-
繰返し聞き続ける古楽(3)-11 イザーク 「私は安楽に暮らせない」「インスブルックよ、さらば」イザーク((フランドル、1450-1517)は、デ・プレと並び立つ大家である。 「インスブルックよ、さらば」は、インスブルック冬季五輪の閉会式で歌われるなど、今も歌われていて有名であるが、「私は安楽..
-
繰返し聞き続ける古楽(3)-10 ジョスカン・デ・プレ シャンソン「千々の悲しみ」ジョスカン・デ・プレ(フランドル、1440-1521)のシャンソン「千々の悲しみmille regrets」は、「天正の少年使節」が秀吉の前で演奏トしたとされる曲。 当時スペインなどで流行、神聖ロ..
-
繰返し聞き続ける古楽(3)-9 ジョスカン・デ・プレ 「オケゲムの死を悼む晩歌」 「アヴェ・マリア」ジョスカン・デ・プレ(フランドル、1440-1521)は、ルネッサンス音楽の最盛期の大作曲家の一人。 彼の作品のなかで、とくに美しいといわれる作品。 オケゲムの死を悼む曲が、オケゲムを引き継ぐデ・..
-
繰返し聞き続ける古楽(3)-8 オケゲム 「レクイエム」「けがれなき神の母Intemerata Deオケゲム(Johannes Ockeghemフランドル1410頃-1497)のレクイエムは、史上最古のポリフォニー・レクイエムといわれるものである。 中世のあいだは死者のためのミサは、グレゴリオ聖歌..
-
繰返し聞き続ける古楽(3)-7 ギョーム・デュファイ シャンソン「ああ,わが悲しみ」デュファイ(フランドル1400-1474)のシャンソンのなかでは、「もしも私の顔が青いなら」が、同名の彼の代表作のミサにその旋律が使われていることで有名であるが、数あるシャンソンのなかで一際印象的な旋..
-
繰返し聞き続ける古楽(3)-6ダンスタブル モテトゥス「聖霊よ、来たりたまえVeni Sancteジョン・ダンスタブル(英1390-1453)は、中世末期イギリスの最大の作曲家といわれ、大陸とイギリスの和声を融合しルネッサンス音楽誕生をもたらした人と言われている。 この曲は、中世音楽の手法である..
-
繰返し聞き続ける古楽(3)-5ギヨーム・ド・マショー 「ダヴィデのホケトゥス 」ギヨーム・ド・マショー(仏1300-1377)は、ポリフォニーの本格的なミサ曲を最初に作曲した人である。 一人の作曲家がミサの通常文をすべて作曲する「通作ミサ」の最古のものがマショーの「ノートルダム..
-
繰返し聞き続ける古楽(3)-4モンセラートの朱い本スペイン・バルセロナ郊外のモンセラート山の黒い聖母像で知られるモンセラート修道院に伝承される14世紀の朱い写本(1399製作)には、巡礼者たちによって歌い踊られた10曲の歌が残されている。 民謡や賛..
-
繰返し聞き続ける古楽(3)-3 中世イギリスの歌 「夏は来たりぬ」「天使がひそかに」ほかまだ多声音楽の中心がフランスにあった13世紀ころに、作者不詳の「夏は来たりぬ」など6声で輪唱による世俗歌がイギリスに存在していた。 音楽史上奇跡に近いといわれている。 民謡風の素朴なリズムが多声で..
-
繰返し聞き続ける古楽(3)-2スラヴ典礼音楽 「十字架挙栄祭」「四旬節と復活祭の聖歌」スラヴ典礼はビザンツ典礼の流れをくむギリシャ正教の典礼である(スラヴ諸国において独自の民族的色彩のもとに発展したビザンツ=スラヴ典礼)。 楽器を使用しない、独特の旋律をつなぎ合わせた旋法という特徴が..
-
繰返し聞き続ける古楽(3)-1グレゴリオ聖歌、ソールズベリー聖歌グレゴリオなど聖歌は癒しの音楽といわれるが、何度も聞きたくなる歌というのは必ずしも多くない。繰り返し聞いたり謳いたくなる聖歌を挙げてみる。 (グレゴリオ聖歌) ◆サルヴェ・レジーナSa..
-
繰返し聞き続ける古楽(2)-100 バッハ 「フーガの技法」BWV1080バッハ(独1685-1750)の「フーガの技法」は、一つの主題を複数の声部が追いかけるのであるが、そこには反行、縮小、二重、3重、鏡影、カノンなどさまざまなフーガが展開する。やや衒学的で、感覚に..