記事「宮部みゆき」 の 検索結果 1565 件
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テレビ朝日:ドラマ作りの白眉「火車」白眉なんて大袈裟なとお思いかもしれませんが、宮部みゆき「火車」は原作 にかなり忠実で、見ているものを惹きつける力を持っていました。勿論、原作 から削った部分や書き加えた部分はあります。しかし、それ..
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魔術はささやく(宮部みゆき)「それぞれは社会面のありふれた記事だった。一人めはマンションの屋上から飛び降りた。二人めは地下鉄に飛び込んだ。そして三人めはタクシーの前に。何人たりとも相互の関連など想像し得べくもなく仕組まれた三つの..
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『ソロモンの偽証』 宮部みゆき頑張って読んだ。 登場人物一人一人に丁寧にキャラクター付けがされていて、それぞれ落とし前をつけられている。 最終巻に収録の「負の方程式」も合わせ、ヘンな言い方かもしれないが、まるで作者は匿名巨大掲..
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『ICO ~霧の城~』 宮部みゆきゲームのノベライズ版だったりするそうだけど、ゲームの方は全く存じ上げません(汗) 角が生えて生まれた子はニエになるという習慣、そしてその習慣に隠されていたこと、また、悲劇の王女のヨルダも一筋縄では行..
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『楽園』 宮部みゆき『模倣犯』以降、あの事件から立ち直れないでいた前畑滋子が、事故で亡くなった子どもに特殊な能力があったという母親の話を聞くことになる。。 12歳で亡くなった萩谷敏子の一人息子・等には絵が得意で..
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『あかんべえ』 宮部みゆき長編ですが、一気に読めました。 一度死に損なったおりんがお化けさんたちが見えることについて、「しゃばけ」の若だんなみたいかと一瞬思ったりもしました。 おりんにお化けさんが見えるのは、もちろん、..
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『孤宿の人』 宮部みゆき事件についての人々の捉え方というもの、一人ひとりの心のありようが作る「真相」、このテーマは現代的なものであろう。 この時代では、事情を心得ている者は井上の大先生らの一握りの人間で、庶民は本当に何も知..
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『模倣犯』 宮部みゆき文庫で5巻と言うので、どのくらいかかるかと思ったら一日1冊という非常に健全な(?)ペースで読むことができた。『理由』より読みやすいかも。 ヒロミとカズのエピソードが秀逸。初めは(カズに対しても)..
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『堪忍箱』 宮部みゆき8つの短編が収録されています。一部、N○K金曜時代劇「茂七の事件簿」の原作として使われていたりします。 大抵が、人に言えない鬱屈を抱えていたり、ハッピーエンドとは言えないものが多いです。..
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『かまいたち』 宮部みゆき『かまいたち』には、宮部みゆきの初期の作品が4編、収められています。 注目されるのは、後半の2話、「迷い鳩」とu騒ぐ刀」、この2つに登場する、普通の人には見えないものが見えるお初が、後の『震える..
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『幻色江戸ごよみ』 宮部みゆき移り変わる季節を背景に、十二の短編が収められています。N○K金曜時代劇の「茂七の事件簿」の原作の一つにもなっています。すべてではありませんが、ちょっとした怪異・不思議な話も多く、小袖にまつわる怪異な..
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『初ものがたり』 宮部みゆきこの作品をはじめて読んだのは、今はなき『小説歴史街道』という雑誌でした。確か、日道坊やが出てきてたので、「凍る月」かなにかだったと思います。 (その後、PHP→新潮と移籍したという事情があるようで..