記事「恋」 の 検索結果 5585 件
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雅話§百人一首考[44]~あふことの~[承前] 中納言朝忠(ちゅうなごんあさただ) 逢ふことの 絶えてしなくは なかなかに 人をも身をも 恨みざらまし これもまた“恋歌”である。万葉集の時は“相聞”という分類だった ..
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雅話§百人一首考[43]~あひみての~[承前] 権中納言敦忠(ごんちゅうなごんあつただ) 逢ひ見ての のちの心に くらぶれば 昔は物を 思はざりけり この歌を目にした時、何の考えもなしに“昔は思慮が浅かったなあ” と..
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雅話§百人一首考[42]~ちぎりきな~[承前] 清原元輔(きよはらのもとすけ) 契りきな かたみに袖を しぼりつつ 末の松山 波越さじとは これはどうも“熱々”にして“ラブラブ!”な恋の歌のようである。 ごちそうさま..
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雅話§百人一首考[41]~こいすてふ~[承前] 壬生忠見(みぶのただみ) 恋すてふ わが名はまだき 立ちにけり 人知れずこそ 思ひそめしか 恋すてふは“恋すちょう”と読む。蝶々がてふてふだということから 判読できるわ..
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雅話§百人一首考[40]~しのぶれど~[承前] 平兼盛(たいらのかねもり) しのぶれど 色に出でにけり わが恋は 物や思ふと 人の問ふまで 上の五七五はよく覚えているが、下の七七は何だったっけなあという はなはだ頼り..
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雅話§百人一首考[39]~あさぢふの~[承前] 参議等(さんぎひとし) 浅茅生の 小野の篠原 しのぶれど あまりてなどか 人の恋しき 帰ってきて一週間、さて再開……詠み人も歌も全然わからないんです けれど。 千..
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雅話§百人一首考[38]~わすらるる~[承前] 右近(うこん) 忘らるる 身をば思はず 誓ひてし 人の命の 惜しくもあるかな この歌も詠んだ作者も知らない。右近というから男性かと思っていた ら女性だったりして、そうい..
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雅話§百人一首考[30]~ありあけの~[承前] 壬生忠岑(みぶのただみね) 有明の つれなく見えし 別れより あかつきばかり 憂きものはなし 百人一首の中では好きな歌の一つである。この歌も言葉のリズムがい いように感..
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雅話§百人一首考[27]~みかのはら~[承前] 中納言兼輔(ちゅうなごんかねすけ) みかの原 わきて流るる 泉川 いつ見きとてか 恋しかるらむ あ……この歌は全然知らないぞ。本当に知らない。26番まで、何かし ら読ん..
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雅話§百人一首考[25]~なにしおはば~[承前] 三条右大臣(さんじょうのうだいじん) 名にしおはば 逢坂山の さねかづら 人にしられで くるよしもがな いよいよ怪しくなってきた百人一首考である。ここまで、歌人の名前 ..
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雅話§百人一首考[21]~いまこむと~[承前] 素性法師(そせいほうし) 今来むと 言ひしばかりに 長月の 有明の月を 待ち出でつるかな うーむ、これもしみじみ読んだ記憶はないなあ。 相手の女性が「すぐ行くわ!」..
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雅話§百人一首考[20]~わびぬれば~[承前] 元良親王(もとよししんのう) わびぬれば 今はた同じ 難波なる みをつくしても 逢はむとぞ思ふ この歌のおかげで“澪標(みおつくし)”というものの存在を知った。 そして..