記事「恋」 の 検索結果 5585 件
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雅話§百人一首考[62]~よをこめて~[承前] 清少納言(せいしょうなごん) 夜をこめて 鳥のそらねは はかるとも よに逢坂の 関はゆるさじ 清少納言のような人を相手に下手な喧嘩をしては返り討ちで大炎上と なるのは必..
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雅話§百人一首考[59]~やすらはで~[承前] 赤染衛門(あかぞめえもん) やすらはで 寝なましものを さ夜更けて かたぶくまでの 月を見しかな 待ちぼうけの一首である……来るかと思っていた通い婚の相手はやっ て来ず..
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雅話§百人一首考[58]~ありまやま~[承前] 大弐三位(だいにのさんみ) 有馬山 猪名の笹原 風吹けば いでそよ人を 忘れやはする 忘れた頃になのだろうか、相手の男から「忘れられたんじゃないかと 心配になって」と言..
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雅話§百人一首考[54]~わすれじの~[承前] 儀同三司母(ぎどうさんしのはは) 忘れじの 行く末までは かたければ 今日を限りの 命ともがな 「忘れないとと言われても、そんな先のことはわかりませんわよ」と 通ってき..
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雅話§百人一首考[53]~なげきつつ~[承前] 右大将道綱母(うだいしょうみちつなのはは) 嘆きつつ ひとり寝る夜の 明くる間は いかに久しき ものとかは知る 女性から“待ち人来たらず”で一人寝が長いの何のっていう、恨..
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雅話§百人一首考[52]~あけぬれば~[承前] 藤原道信朝臣(ふじわらのみちのぶあそん) 明けぬれば 暮るるものとは 知りながら なほうらめしき 朝ぼらけかな 地球の上に朝が来る~その裏側は夜だろう~♪ ..
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雅話§百人一首考[51]~かくとだに~[承前] 藤原実方朝臣(ふじわらのさねかたあそん) かくとだに えやはいぶきの さしも草 さしも知らじな 燃ゆる思ひを “ねえ、私のことどれくらい好き?”という質問に真正面から答え..
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雅話§百人一首考[50]~きみがため~[承前] 藤原義孝(ふじわらのよしたか) 君がため 惜しからざりし 命さへ 長くもがなと 思ひけるかな やれやれ。やっと半分までたどり着いたよ。正直なところ持て余して いて、毎回..
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雅話§百人一首考[49]~みかきもり~[承前] 大中臣能宣(おおなかとみのよしのぶ) みかきもり 衛士のたく火の 夜は燃え 昼は消えつつ 物をこそ思へ またもや悶々な御人の恋歌でござる。 昨日観た歌舞伎座の納涼歌..
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雅話§百人一首考[48]~かぜをいたみ~[承前] 源重之(みなもとのしげゆき) 風をいたみ 岩うつ波の おのれのみ くだけて物を 思ふころかな また恋歌かと思いながら調べてみたら、大雑把に43首あると知った。 うーん…..
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雅話§百人一首考[46]~ゆらのとを~[承前] 曾禰好忠(そねのよしただ) 由良のとを 渡る舟人 かぢを絶え ゆくへも知らぬ 恋の道かな またも、いにしへびとの恋の悩みのようであります。恋歌のほとんど は“うまくい..
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雅話§百人一首考[45]~あはれとも~[承前] 謙徳公(けんとくこう) あはれとも いふべき人は 思ほえで 身のいたづらに なりぬべきかな ずいぶんとヘタれた歌だなあとは、注釈を読んでの感想である。 大意は“誰に..