記事「新書」 の 検索結果 1160 件
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想いはめぐる二十年ほどまえ、信州・追分でお茶を飲みに入った店の前に、「油屋」という建物がありました。「あっ、ここが油屋か・・・」と、しみじみと眺めた憶えがあります。火事で焼け、往時とは変わっているはずと..
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ねころんで新書本屋さんに「図書」(岩波書店の PR雑誌)が置いてあったので、もらって来ました。岩波新書創刊80年記念で <はじめての新書>という特集号です。いろんな人が新書にまつわる文章を寄せています。 ..
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平成の歳末「冷たい」の語源は「ツメが痛い」だそうですが、朝、仕事を始める前に、手を温めなければならない時節になりました。指をしもやけで腫らした人に、どんな仕事か聞いてみると、早朝、鶏卵を素手で集めているとのこ..
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ことしの読書このあいだの毎日新聞に「2018 この3冊 上」として、20人の書評担当者が推薦本・各3冊を挙げ、短評を付けていました。今年はどんな本が出たのか、本を読む参考になります。来週にも「下」が載るので、ま..
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リュウとツバメ前回の「龍」と「竜」については (https://otomoji-14.blog.ss-blog.jp/2018-04-23)、やっぱり、高島俊男さんの『お言葉ですが・・・』(文藝春秋 1996年..
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キョーミと観察文庫棚を眺めていて、ふと気がついたのですが、新潮も角川も文春も「芥川龍之介」なのですが、岩波は「芥川竜之介」です。 「竜」は「龍」の略字で、常用漢字なんでしょうが、文学賞も芥川龍之介賞だし、人名を略..
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母親のセリフこどもの頃、母親が小学校の懇親会かなにかに出かけて帰ってきて、校長先生が「すまじきものは宮仕え」と言っていたと話していたのを憶えています。はなしの前後は忘れていますので、どんな事情だったのかは不明で..
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くさめの季節やっと明るい日ざしになって、梅畑も満開です。例年より十日ほど遅いようです。スギ花粉も飛び始めたようで、ときおりクシャミが出ます。インフルエンザから花粉症の季節に移行したようです。 英語圏..
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ひとりし思へば数日来、北陸地方では雪が降り続いているようです。国道 8号線では 1500台もの車が立ち往生したとのことです。 豪雪というのは経験がないので、想像もできません。 このあいだから読んでいた..
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干しダコの味このあいだ頂いた干しダコはまだ食べていませんが、堀井令以知『ことばの由来』(岩波新書)を読んでいると、こんな文章がありました。 <「引っ張りだこ」といえば、方々から求められ期待されるさま..
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在りし日の歌今日はきのうと変わって、暖かそうな天気です。 岩波新書『中原中也』を書いた佐々木幹郎はむかし、よく現代詩手帖という雑誌で名前をみかけた詩人です。ねじめ正一、荒川洋治などの名もあったように思います。 ..
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よみがえる詩句19歳ごろ、南海電車に乗って、吊り革を持って車外を眺めていると 腕にたるんだ私の怠惰 今日も日が照る 空は青いよ という中原中也の詩句が頭にうかびました。 丁度その頃、角川書店から..