記事「時代小説」 の 検索結果 863 件
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第42夜 ほんの少しですが その2 箱根に出没第39夜で紹介した『湖畔』に続き、久生十蘭の『顎十郎捕物帳』から『遠島船』の紹介です。 (今回は昭和61年10月創元推理文庫版、『日本探偵小説全集8 久生十蘭集』をテキストとしています。) 主..
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第37夜 東海道を行く ~箱根越え~平成16年に亡くなられた海洋歴史小説で有名な、白石一郎さんの作品から、『十時半睡事件帖 東海道をゆく』の紹介です。(平成14年2月講談社より刊行、今回は平成18年2月刊の講談社文庫版をテキストにしてい..
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第32夜 風神の子、箱根を駆ける宮本昌孝さんの『風魔』の紹介です。 (平成21年9月刊 祥伝社文庫版 上・中・下 をテキストとしています。) 箱根・神山から箱根山麓へ吹き渡る風。その風の申し子・風間小太郎の活躍を描く時代小説..
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第31夜 箱根・弾正ヶ原第7夜『酔いどれ小籐次 御鑓拝借』の佐伯康英さんの『秘剣 雪割り』の紹介です。 (平成14年に祥伝社文庫から出版されています。) 某藩の中間の子として世間の悪にまみれて育った主人公が、秘剣を会..
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第22夜 眠狂四郎、箱根を行く柴田錬三郎さんの生んだ、円月殺法のニヒルなヒーロー・眠狂四郎シリーズの「眠狂四郎孤剣五十三次」の紹介です。 (平成15年11月刊の新潮社文庫版をテキストとしています。) 水野越前守忠邦の側用人..
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第21夜 死闘・箱根越え歯科医の経歴を持つ上田秀人さんの奥祐筆秘帳シリーズの第四作、『継承―奥祐筆秘帳』の紹介です。 (平成21年6月講談社文庫刊) 主人公の奥祐筆組頭・立花併右衛門は、その役職を通して幕政の闇に触れ..
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第20夜 箱根トラベル・ミステリー ~江戸時代~『御宿かわせみ』シリーズの作者・平岩弓枝さんの人気シリーズ『はやぶさ新八御用帳』から「箱根七湯」(『はやぶさ新八御用帳 <四>鬼勘の娘』所収)の紹介です。 (平成4年3月講談社より刊行、今回は平成7..
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第7夜 孤独な戦いの始まりは箱根佐伯泰英さんの『酔いどれ小籐次 御鑓拝借』の紹介です。 (2004年に幻冬舎から文庫版が出版されています。) 小藩に奉公する赤目小籐次が、自らは脱藩し、主君の恨みをはらすべく孤軍奮闘する様を描..
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第4夜 箱根の関所が舞台です杉本苑子さんの『鳥影の関』の紹介です。 (1980年11月17日から1982年3月31日まで読売新聞に連載、1982年に読売新聞社から単行本が、1986年に中央公論社から文庫版が出版されています。)..
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第1夜 箱根が舞台です畠中恵さんのしゃばけシリーズ第5弾、『うそうそ』の紹介です。 (2008年11月に文庫版が出版されました。すでに読んでいらっしゃる方も多いと思います。) 主人公の若だんなこと江戸の廻船問屋兼薬..
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『春風伝』(葉室 麟:新潮社)高杉晋作の生涯を痛快に描いた小説。諱が春風(はるかぜ)といったことからタイトルは『春風伝』となっている。 高杉晋作は天保10年8月(1839)に誕生し、慶応3年4月14日(1867)に病没するま..
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『星火瞬く』(葉室 麟:講談社)再来日したシーボルトが連れてきた長男・アレクサンダー・フォン・シーボルト(1846-1911年)を主人公に、安政6年(1859)8月、親子が長崎に到着してから文久元年(1861)、横浜居留地を舞台に..