記事「村上春樹」 の 検索結果 3858 件
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『アフターダーク/村上春樹』を読んでなんだかよくわからないけど、なんかよかった。 読んだあとにあったかい気持ちになれた。 言葉では上手く言えないけれど、春樹さんが言おうとしていることは直感でわかる気がした。 たぶんエリは、『こ..
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「キャッチャー・イン・ザ・ライ 訳/村上春樹」を読んでとても胸が苦しくなる小説だった。 せつなさともやるせなさとも違う息苦しさが、読んでいる間中、僕を苦しめた。 10代の頃にこの小説に出会っていれば、別の印象を持ったのかもしれない。 ホールデン..
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「スプートニクの恋人/村上春樹」を読んでサラッと読んだだけなら、最後にはすみれが戻ってきてハッピーエンドで何はともあれということなのだろうが、たぶんそんな単純なことではないと思う。 春樹さんのほとんどの小説に共通するテーマのひとつは、..
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「うずまき猫のみつけかた/村上春樹」を読んであとがきで村上氏本人が言っているように、 「ゆるめキャラ」とでも言うか、かなり肩の力を抜いて書かれたエッセイであった。 特に巻末にあった安西水丸氏との対談なんて最高だと思う。 それはそう..
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「これだけは、村上さんに言っておこう」と世間の~330の質問・・・/村上春樹」を読んで村上春樹氏の人となりに、 いろいろな切り口、いろいろな角度で触れることの出来る、 読者にとってはとても面白い企画とその編集書でした。 リアルタイムで参加できなかったことが残念です。 その中..
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「グレート・ギャツビー/村上春樹(訳)」を読んで実は今二回目を読んでいる。 一回目は通勤電車の中で読み流してしまい、 途中までは「筋金入りの上流階級と成金男の略奪愛物語りか」 ぐらいにしか感じていなかった。 しかし、一通り読み終えたとき..
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「そうだ、村上さんに聞いてみよう/村上春樹」を読んで村上春樹氏が自分で開設したWEBサイトで、質問メールのやり取りをした内容をまとめたものだが、改めて村上氏に関心させられた。 ふつう、質問に答えるとなると多少なりとも偉ぶったり、先輩面したり、偽善..
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「遠い太鼓/村上春樹」を読んで(その2)(その1からのつづき) 本文にも何度か出てくるが、 ベストセラーとなった「ノルウェイの森」と「ダンス・ダンス・ダンス」をはじめ、幾つかの短編と翻訳は欧州滞在中に書かれたのとのこと。どちらの小説..
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「遠い太鼓/村上春樹」を読んで(その1)「やがて哀しき外国語」に続き旅行記を読んだ。 約3年間の海外(欧州)生活を日記風にまとめたものであるが、「やがて哀しき外国語」よりもかなりボリュームのある旅行記であった。 多分、村上氏本人が言..
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村上春樹氏とノーベル文学賞について今朝のニュースで村上春樹氏がノーベル文学賞を逃したことを知った。当の春樹氏自身がどう感じているかは知る由もないが、少なくともファンにとって賞の受賞云々は、どちらかと云えば「どうでもいいこと」であって、..
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「やがて哀しき外国語/村上春樹」を読んで(その2)その1からのつづきです。 春樹氏は元々一人称で小説を書く方なので、 エッセイ集であるこの本も小説とほとんど雰囲気が変わらず、 と云うよりも小説以上に氏自身の人間的な温かさが出ていたように感じ..
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「やがて哀しき外国語/村上春樹」を読んで(その1)この本は、旅行記と云うか長編エッセイ集と云うか 春樹氏の主観による心境や感想、 小説には書けない自身のバックボーンなどをまとめたものであった。 流石に氏は小説家であるから 書かれてあること..