記事「歌舞伎」 の 検索結果 5343 件
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人話§歌舞伎役者伝[4]~尾上右近~尾上右近である。父は七代目清元延寿太夫(元俳優の岡村菁太郎)で、 六代目尾上菊五郎は曽祖父にあたる。中村勘三郎の二人の息子、勘太 郎と七之助とは“はとこ”という関係。 歌舞伎を観始めたのと同..
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人話§歌舞伎役者伝[3]~中村芝のぶ~主役とか脇役とかに関係なく、舞台姿を見て絶句したのが中村芝のぶ という役者である。国立劇場の養成所を経て中村芝翫に弟子入りして 名題昇進も果たしている。 これはもう実際に見ていただくしかない..
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人話§歌舞伎役者伝[2]~中村吉之丞~『傾城反魂香』の北の方、お軽勘平のおかや、そして『牡丹燈籠』の お米・・・最近観た吉之丞の役である。 時代物、世話物を問わず、婆さん役といえば吉之丞しか観ていないよ うな気がするくらいである..
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悼話§モーリス・ベジャールさん(振付家)バレエの、それもモダンバレエへの眼を開かせてくれた巨人である。 あれやこれやは連休明けから書く。 合掌 《バレエのトピックス一覧》
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人話§歌舞伎役者伝[1]~片岡亀蔵~少し見知った歌舞伎の曲者、手錬れといった皆さんについて書いてみ ようと思う。いずれも主役を支えつつ、自分の存在も知らしめている 人々ぞろいである。 兄の片岡市蔵とともに、貴重な性格的脇役とし..
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櫓話§顔見世大歌舞伎は見送る初代吉右衛門の頃から歌舞伎を観ている先達から「菊五郎の『土蜘』 は観ておくほうがいいよ」と親切なるアドバイスをいただきながら、 見送りである。 というか、11月は土日に色々と予定が入ってしま..
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劇話§芸術祭十月大歌舞伎夜の部『牡丹燈籠』の通しと三津五郎の『奴道成寺』を観た。10月に怪談と 道成寺で桜ってのは季節的に何だかなあとは思わないでもない。 三遊亭圓朝が作った演目を、大西信行が文学座の公演のために脚本を ..
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劇話§今日は歌舞伎だ!~木挽町へ~今にも空から雨が落ちるかというご機嫌の悪そうな東京の空模様。 午後からゆるゆる歌舞伎座まで出かけて『牡丹燈籠』と『奴道成寺』 を観る。日曜日に夜の部をというのは翌日を考えると避けたかったの ..
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劇話§『寝坊な豆腐屋』新橋演舞場女性の年齢を書くのは失礼だということになっているが、森光子…… 87歳である。 悪夢にうなされてばかりいる勘三郎の豆腐屋は寝坊である。勘三郎が 演じる42歳独身の豆腐屋は、幼少の時に出て行っ..
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無話§オペラ、歌舞伎に森光子10月が大変だ……。 オペラが3回、芸術祭大歌舞伎に演舞場で森光子と勘三郎の芝居まで 観てしまうのだ。頭がおかしくなってもおかしくない……。 オペラ3つはベルリン国立歌劇場の『ドン・ジョ..
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悼話§望月朴清さん(小鼓奏者)歌舞伎座の舞台後方に長唄が入った時、しばしば演奏する姿を見た。 邦楽の楽器をどう鳴らすのかといったことは素人同然のままであるが 舞台が進行していく中で、コンマやピリオドを付けていくという役割 ..
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劇話§九月大歌舞伎“秀山祭”は見送り食指を動かしたのが、玉三郎の『阿古屋』しかなかった。一度は見て おかねばとは思うのだが、他の演目に食指が動かず9月の歌舞伎座は 見送ってしまった。 10月は『牡丹燈籠』の通しが出るので早々と..