記事「歌舞伎」 の 検索結果 5343 件
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劇話§六月大歌舞伎『妹背山』とか藤間齋みっちりと重かった前半3時間『妹背山婦女庭訓』である。観終わっ た時は息も絶え絶えだった。 それにしても『吉野川』の舞台。中央を流れる吉野川を挟んで上手に 大判事の館、下手に定高の館。両花道..
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劇話§六月歌舞伎見物二題~税の小咄付き~何を思ったか、歌舞伎座の昼の部に行く。 5月に新橋で初めて観て、あまり気が進まない演目になりそうな『妹 背山婦女庭訓』ではあるがそうはいっても初心者の身の上ではまじめ に観ておかねばならない..
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演話§檜枝岐村・新日本紀行ふたたび2週間前の『新日本紀行ふたたび』は尾瀬の福島県側の玄関口である 檜枝岐村だった。 35年前の村の様子と、最近の様子が交互に映し出されのを見ていると もちろん変化はあちこちにあるはずなのだが、..
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踊話§熊川哲也の負傷キャンセル若くて才能のある踊り手がまた受難である。Kバレエの熊川哲也が、 膝の靱帯を損傷して休演を余儀なくされている。復帰までには相当に 時間がかかるだろう。 これは、ほぼ一年前に中村勘太郎が負傷した..
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議話§タレント候補という存在彼らのほとんどが単なる“頭数”というだけの存在であるのことに、 言い知れない不快な思いを持ち続けたままである。 政治家自身が政治という仕事を貶めて恬として恥じていないことにも 同様に不快な思..
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振話§“市川海老蔵”を考える客席通路のほんの眼の先を“散歩”する与三郎に溜息をついて、芝居 に絶望する。海老蔵を観るといつもそんな繰り返しである。 可能性のある“大器”である事実を否定するほど分からず屋でも天の 邪鬼で..
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劇話§オペラ演出の受容~洋の東西の差~ふと、こんなことを妄想してみた。日本のオペラに関するサイトを覗 いてみたり、色々と見聞きした範囲内として書かせてもらう。 要するに意外に多くの日本人のオペラ好きが、特にドイツのオペラハ ウス..
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劇話§五月大歌舞伎(昼の部)追加今月の一本目は『泥棒と若殿』という山本周五郎の小説を劇化したも ので、初演時は病気休演の役者に代わって、まだ若手だった中村源左 衞門(当時助五郎?)が大抜擢で泥棒の役をやったという。若殿役は、 ..
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金話§ゴールデンウィーク総括電車を使って外出したのが5日間、引き籠ったのが3日間、近場に車 を出したのが一回というとこと。 新橋演舞場と歌舞伎座で芝居を観たのが一回づつで、夕食を外で食べ たのが4回である。どこかに旅行..
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劇話§五月大歌舞伎・新橋演舞場(夜の部)吉右衛門の法界坊が観たくて新橋に行ってきた。 もう一本の『妹背山』を観るのは初めてである。数年前に歌舞伎を観 始めた直前に歌舞伎座で通しをやったようだが、以来縁のない作品で どんなものかとい..
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劇話§五月大歌舞伎・團菊祭(昼の部)海老蔵爽やかな5月の歌舞伎見物を台無しにしたのは市川海老蔵である。 『見染めの場』の“浜辺のお散歩”で客席の通路を歩いた時、眼の前 1mの距離で実物を見た。感嘆すべき容姿を持った逸材なのに、それ ..
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金話§ゴールデンウィーク八日目(05/05)朝から家を出て歌舞伎座に向かう。皐月の薫風爽やかに吹き、舞台へ の期待も高まったのだったが……かくも(書くも)悲惨な詳細は後日。 16時前にはねたので、銀座をお散歩。祝日だったのに歩行者天国で..