記事「正岡子規」 の 検索結果 427 件
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2524 そんなに急いでどうする 桜とAIと……ソメイヨシノは散ったが、まだ遅咲きの種類の桜が咲いている。遊歩道の脇で、女の子たちビニールシートを敷いて、車座になっておやつを食べている。少し離れた小学校の正門にも立派な桜が咲き誇っていた。春爛漫、..
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2506 じょっぱり貫いた尊富士 潜在能力と手負い猪人間には潜在能力がある。それだけでなく「手負い猪」(ておいじし)という言葉を思い浮かべたのは、大相撲春場所で幕尻(幕内の一番下位の東前頭17枚目)の尊富士(たけるふじ=24)が13勝2敗で優勝したテレ..
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2495 戦火の地と地震被災地を思って…… 子規の会の名句集(千葉・館山にて。アロエの花が咲いている) 私が末席に座る句会がある。正岡子規がかつて房総を旅した際に立ち寄った鰻屋で初めに開催して11年が過ぎた。当初名前はなかったが、子規と鰻屋との縁から「子規を..
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卯の花街道を通ってkazeに至る!2011年6月12日(日)朝17度、曇りのち雨!久しぶりにのり君が来店。麦畑の向こうを走るSL北びわこ号の写真を見せてもらった。彼は、磐越線をメインにSLの写真を撮っているという。昨年9月に来店された..
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冬の蕪村大寒も過ぎましたが、秋と春が短くなって季節感が曖昧になってきました。『蕪村句集』*の「冬之部」を眺めて、与謝蕪村が捉えた冬を感じてみます。 たんぽゝのわすれ花あり路の霜 小春日和に咲..
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2434 子規と青空を疾走 伊集院静の心(西の空に残月が見える早朝の風景) 子規は夢の中を走り続けた人である。 これほど人々に愛され、 これほど人々を愛した人は他に類をみない。 彼のこころの空はまことに気高く澄んでいた。 子規は、今も私たち..
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2388 猛暑の糸瓜忌 格言通りの季節の移行?(四方木不動滝=よもぎふどうたき・千葉県鴨川市) 朝夕は涼しくなっていいはずなのに、朝の散歩ではまだ汗をかく。今日も各地で最高気温が30度を超えている。それにしてもこの夏は暑かった。「猛暑」「酷暑」と..
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2376 美しい9月の夜明け 回復した元球児朝も秋ゆうべも秋の暑さ哉 江戸時代の松尾芭蕉より17、8歳年下の上島鬼貫という人の句です。もう朝も夕方も秋のはずなのに、何とも暑くてたまらない、という句です。今日から9月。とはいえこの句のように、今..
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2345 野球・打撃人たった一人を選べば 大谷に子規も脱帽か(ルドベキア・フルギダ) 私の住む関東地方は猛烈な暑さが続き、梅雨明け近し、を思わせる。こんな時こそ、清涼感のある話題を書きたいと思うのだが、そんないい材料は簡単に見つからず、すっきりする野球、それも..
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2319 子規と晶子の絶唱 「私の句歌歳時記・夏」から5月も最終週になり、間もなく6月だ。 六月を綺麗な風の吹くことよ 正岡子規(1867~1902)の5月から6月にかけての季節感を表現した明るい句だ。南方海上には台風2号が近づき天気は下り坂となり、..
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2311 蛙の歌が聞こえる 立夏初候「蛙始鳴」に(ヤマボウシの花) 夜になると、近所の家の水槽で飼育している蛙の鳴き声がうるさいぐらいに聞こえてくる。蛙が歌っているのだろう。今年の立夏は6日だった。今日8日は強い雨が降り、肌寒い。旧暦七十二候の立夏..
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2297 都市部でも「山笑う」風景 大丈夫か神宮外苑(今朝の「山笑う」風景) 故郷やどちらを見ても山笑う 正岡子規 「山笑う」というのは、俳句の春の季語だ。歳時記には「春の山の明るい感じをいう。北宋の画家、郭煕(かくき)の『林泉高致』の一節「春山澹冶(..