記事「浮世絵」 の 検索結果 960 件
-
山種美術館「ボストン美術館浮世絵名品展ー錦絵の黄金時代清長、歌麿、写楽ー」平日の午後にもかかわらず、結構混んでいた。ここは荷物を預けるロッカーがないから鞄を持っているとつらい。 さすがにボストンの所蔵品だけあって色が綺麗に残っている。ちまたの浮世絵商で観る歌麿などは色が抜..
-
「国芳一門浮世絵草紙 侠風むすめ」 河治和香 著この本はある浮世絵商に出向いた時に、話が出て買ったものである。 浮世絵師の国芳の娘、登鯉(父国芳に学んで絵も画く)を主人公にした大衆小説である。背景となる時代は天保の改革の前から、天保の改革で圧迫さ..
-
浮世絵 鈴木春信「茄子を渡す恋人同士」(仮題)浮世絵商で鈴木春信のいい浮世絵を拝見。一本指の若衆、それも女性が男装したような優男が、畑の茄子からもいだものを後ろの女性に渡そうとしている図である。題があったが失念した。どっちにしろ「茄子 云々」の題..
-
浮世絵 国芳の猫今日、浮世絵商で、「其のまま地口 猫飼好五十三疋」という猫の様々の姿を東海道五十三次にあてはめてパロディ化した3枚続きの絵を拝見。 まず日本橋は猫がカツオブシ二本をかじっている絵。これに「二本だし」..
-
広重「名所江戸百景-深川洲崎十万坪」の膠刷り最近は眼福の機会が多く、本当にありがたい。眼福と同時に、出すものを出せば買える名品にも出会うのが悩ましい。出すものと言っても、名品は非常にたくさん出さないといけない。それが同時並行的に生じている。こう..
-
アイリスと燕子花(名所江戸百景の初摺りと根津美術館の尾形光琳)広重の名所江戸百景には、愛称として呼ばれているものがある。絵の中の特徴的なもので呼ばれるわけだ。その1枚で、「アイリス」と呼ばれている「堀切の花菖蒲」の初摺り、それもアイリスの花色が紫のままで褪色して..
-
国芳の浮世絵 「荷宝蔵壁のむだ書」ある浮世絵屋さんで、歌川国芳の「荷宝蔵壁のむだ書き」という3枚綴りの浮世絵を拝見。 http://ukiyoe.wafusozai.com/archives/31(このサイトには内の2枚しか掲載され..
-
名所江戸百景の漸騰今、名所江戸百景の方が保永堂東海道五十三次よりも人気があるようだ。浮世絵屋さんは私の顔をみるたびに「今、高くなっているんです」とか「モノがないんですよ」と言う。景気が悪く、他の美術品は軒並み相場を下げ..
-
名所江戸百景の「霞かせき」の初摺り広重の名所江戸百景の「霞かせき」の初摺りを拝見。今の霞ヶ関の坂から、東京湾(江戸前の海)が見えていたのだ。時期は正月、凧が天高く上がっている。広い道だ。両脇のお屋敷には門松もある。正月らしく大神楽の一..
-
「浮世絵に見る江戸の一日」 藤原千恵子 編江戸の時間は、日の出より約30分前を明六つ、日没から約30分後を暮六つと定め、それぞれ、昼を6等分、夜を6等分する考え方だった。だから夏と冬でそれぞれ時間が異なるわけだ。 そして2時間ごとに十二支が..
-
柳家権太楼の落語と「よみがえる浮世絵」展今日は江戸東京博物館で、「落語公演ー道具仕立て芝居ばなし」を家族で聴きにいき、併せて「よみがえる浮世絵展」展を観る。 先日、柳家権太楼の落語が面白かったから、妻と息子にも聴かそうと思い、チケットをと..
-
名所江戸百景 両国花火広重の名所江戸百景シリーズの「両国花火」の初摺りの名品を拝見。 『浮世絵大系』(集英社)版では背景は紺だが、今回拝見したものや、ヘンリースミスの『広重 名所江戸百景』や、サザビーのオークションに出た..