記事「浮世絵」 の 検索結果 933 件
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「写楽を追え 天才絵師はなぜ消えたのか」 内田千鶴子著丹念に写楽に関する資料を追って、写楽は江戸時代の言い伝え通り、阿波藩お抱え能役者斉藤十郎兵衛であると非常に高い説得力を持って実証している。近年、写楽についての各種の意見が出なくなったのは、この人のおか..
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リリアン・メイ・ミラーの木版画購入外国人が日本の浮世絵に魅せられて、自身で制作している作家として、ポール・ジャクレー、エリザベス・キースなどを知っていたが、このリリアン・メイ・ミラーははじめて知る。 アメリカ外交官の娘で、日本でこの..
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広重 「名所江戸百景 水道橋駿河台」の初摺り購入ご縁があって、広重の『名所江戸百景』の「水道橋駿河台」の初摺りを購入した。 実は私は、この作品の後摺りは所持していた。だから本日、初摺りを購入すると同時に、後摺りの方を別の浮世絵商に買い取ってい..
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「ボストン美術館浮世絵名品展」今日、妻と江戸東京博物館で開催中のボストン美術館浮世絵名品展に出向く。古いところの浮世絵の鳥居清倍、鈴木春信にも、褪色しやすい紫、朱が残っているのに感心する。後期の北斎、広重にも摺りの良いものばかりで..
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広重、英泉の「木曾海道六十九次」画帖仕立て木曾海道六十九次の69枚が、画帖というか、本の形に仕立てられているものを浮世絵商で拝見。それぞれを中折りにして貼り付けて本に仕立てたものである。表紙にきちんとした表題がついており、そこには英泉について..
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保永堂版東海道五十三次「三島」の購入摺りの良い(早い時期)の「三島朝霧」の図を購入した。 これまで広重の作品は『名所江戸百景』に惹かれて、保永堂は買わなかった。『名所江戸百景』は出物が少なくなってきたという面もあるが、懇意の浮世絵..
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広重 名所江戸百景「浅草金竜山」今日は非常に冷たい日。外で15分もいたら、札幌にいるように耳まで痛くなった。いつもは昼休みに、画廊、浮世絵商、刀屋、本屋、園芸店などを散歩するのだが、寒いときは行く気がしない。 帰りにコートを着込ん..
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江戸の紫→名所江戸百景「日本橋通一丁目略図」出張が続いて出向けなかった浮世絵商に出向く。主人もいて、広重の名所江戸百景の一枚、「日本橋通一丁目略図」の初摺りを拝見。これがただの初摺りではなかった。実は私は、この初摺りを所有しているのだ。 今度..
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「謎解き広重「江戸百」」 原信田実著広重の「名所江戸百景」が出来た背景に、安政の大地震からの復興にともなう事象など、当時の江戸におこった事件が関連するという推論で、展開している本である。 浮世絵は当時の出版ジャーナリズムでもあり、世相..
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名所江戸百景「墨田河橋場の渡かわら竃」広重の名所江戸百景シリーズの1枚、「墨田河橋場の渡かわら竃」の初摺りを購入した。 ただ、マージンは補修してあり、状態も少し焼けていて、赤や、空の橙色が褪色している。その分、価格は安い。 隅田川..
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「海を渡る浮世絵-林忠正の生涯-」 定塚武敏著これは感動した本だった。林忠正は明治の時代にフランスで浮世絵を商ったということを知っていたが、2003年、上野の芸大美術館における「工芸の世紀」展で、鈴木長吉が林忠正の指導で作成した12匹の様々な鷹の..
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名所江戸百景 砂むら元八まん(砂村元八幡) 広重作本日の昼休み、浮世絵商に出向いたら、名所江戸百景の束。 その中に、かねて欲しいと思っていた「砂むら元八まん」の初摺りがあった。右下の桜の方が若干擦れている点と、少し焼けているのか、赤が気持ち飛んでい..