記事「物理」 の 検索結果 1392 件
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同種粒子を含む系の波動関数_(1)前記事の最後に述べた同種粒子のケースについて考えてみます。 最も簡単な例として、同種の粒子を2個だけを含む系を考えるのが得策でしょう。これらを粒子1、粒子2と呼ぶことにしましょう。これらの粒子がとり得..
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多粒子系[波動方程式・波動関数] _(2)前記事で全体の方程式を求めましたが、これだけだと具体性が無いというか、上手く解けないので条件を付けてみます。各粒子が相互作用をしないという条件です。 実際には、粒子が電子の場合を考えてみるとお分かり..
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重心系のフラックス_(3)さて、π+K+散乱については|F|2を計算する必要があります。 まず元になる式を再掲しましょう。 F=(e2/q2)(p1+p3)μ(p2+p4)μ qμ=(p4-p2)μ=(p1-p3..
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重心系のフラックス_(2)続きになりますが、|F|を代入する前に、この式を不変な形に書き直すことを考えましょう。 前の結論も書いておくと (dσ/dΩ)|CM=|F|2/(8πW)2 となります。さて4元運動量移..
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超ひもの練習問題_その2P106にも練習問題というのがありまして、これのもtryしてみましょう。 その前にこの問題の意味も少し分かっていた方がいいので、ちょっとおさらいです。 ボゾンの調和振動子を考えて、 H=..
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超ひもの練習問題「ゼロから学ぶ超ひも理論」p73に練習問題があるのでやってみようと思います。 開いたひもの自由な境界条件を満たす解というのがあります。これが境界条件とひもの方程式を満たすのを確認せよという課題です。..
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これが「超ひも」と「Dブレーン」のイメージですか。。未だ読書中ですが、「ゼロから学ぶ超ひも理論(竹内薫著/講談社サイエンティフィク)」の中の図をアレンジして描いてみました。お絵かきプログラムを使いこなしていないので、大分オリジナルからは見劣りしますね。..
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重心系におけるπK散乱断面積の計算_(2)「重心系における2体相体積の計算」ということで、重心系に移る前に相体積を簡単にしておきましょう。 もう一度、相空間の体積を書いていくと、 dLips(s;p3,p4)=(2π)4δ4(p3+p..
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重心系におけるπK散乱断面積の計算_(1)π+K+散乱の重心系(運動中心系)での微分断面積や不変振幅Fを求めておく必要があるので、これを考えてみましょう。 まず、これまでの結論をまとめておきます。 微分断面積 dσ={|F|..
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断面積について_(2)これから断面積を求めて行くわけですが、次の三つの段階を経ることになります。 ⅰ)単位体積あたりの遷移の割合は Pfi=|Afi|2/(VT) となります。(Tは相互作用をしている時間..
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寄り道_δ関数の2乗この先を進めるにあたって、掲題の「δ関数の2乗」を考えなくてはなりません。 これだけを取り出して考えてみましょう。 ここで考えるのは δ4 の2乗です。つまり ∫exp{i(p3-p1)..
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断面積について_(1)散乱振幅から物理的を導くことになりますが、まず規格化定数をどのように決定するかを考えます。 ひとまず天下りですが、本に書いてあることを上げてみます。 =====================..