記事「特撮映画」 の 検索結果 217 件
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『狂鬼人間』<パート1>禁断の、そして抹殺された第24話。あの時代だから出来たのか?1968年に、円谷プロ制作の特撮作品シリーズとして今も評価が高い『ウルトラセブン』が放映終了後に、TBSタケダ・アワー(このために、夜のドライブで終わる放送回でのラストシーンでは「武田 アリナミンA..
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『獣人雪男』(1955)差別表現?のため封印されている『ゴジラの逆襲』後の東宝特撮映画。東宝映画が『ゴジラ』と『七人の侍』で大当たりを取った1954年の翌年である1955年に『ゴジラの逆襲』のあとに製作されたのが今回紹介する『獣人雪男』です。しかしこの作品を今ビデオやDVDで正規で見る..
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『ウルトラ6兄弟対怪獣軍団』(1974)出来れば、ずっと幻でいて欲しい怪作…。制作は1974年で公開は1975年となる、この作品はおそらく今後、円谷プロ正規ルートでの販売経路を通して、日本の特撮映画ファンの手に入ることはないだろう。1970年代に円谷プロが交わした、ひとりのタ..
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『地球防衛軍』(1957)地味な印象を与えますが、特撮映画史上ではとても重要な作品です。2008年も明け、21世紀が始まり、すでに早くも10年近く経った現在、何の予備知識もなく、そして製作順など歴史を考えずに観ていくと、この『地球防衛軍』はずいぶんと地味な印象を与えてしまうかもしれませ..
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『メトロポリス』(1984)サイレントの名作に80年代ポップナンバーを結びつけると…。総合評価72点 現在は入手不可能になっている『メトロポリス』(1984)サウンド版はIVSのサイレント版では収録されていなかったオリンピック・シーンなどが挿入されていたり、ヨシワラ・クラブの..
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『メトロポリス』(1926)<第二部>デカダンス、混迷、不信…。ドイツの世相が凝縮されている。このSF映画の傑作『メトロポリス』で、もっとも重要な俳優である主演女優、ブリギッテ・ヘルムが一人二役で表現したのは対照的なマリアとアンドロイドではある。ヴィジュアルとしては二つの役は別物ではあるが、..
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『遊星より愛をこめて』ウルトラセヴン12話。闇に葬ろうとしても、ぼくはスペル星人を忘れない。映画に関する記事のみを掲載してまいりましたが、今回はTV番組についてはじめて書くことになりました。特撮映画ではお馴染みの円谷プロ作品であり、その後の特撮作品のみならず、SFとしても非常に優れた作品を..
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『ノストラダムスの大予言』(1974)<パート1>映画界において、言論の自由は無に等しい。この幻の作品『ノストラダムスの大予言』を僕がTVで見たのは小学生の時で、多分1978年か1979年だったと記憶しています。女の人の暗い声でのナレーション(実は岸田今日子!)があり、「1999年七の月..
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『メトロポリス』(1926)<第1部> SF映画の金字塔にして、映画芸術の真価が分かる傑作。総合評価 98点 メトロポリスという言葉の響き自体がすでになんとも興味をそそるではありませんか。しかもフリッツ・ラング監督によって、この作品が製作されたのは1926年ですから、いまから80年..
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『宇宙戦争』(2005)まさか同じオチを21世紀に持ってくるとは!古典落語かい!素晴らしいファーストシーンとずっこけるエンディング!大量にばら撒かれたCMなどのキャンペーンだけを鵜呑みにして、そのままの勢いで映画館で観たならば、おそらく椅子からずり落ちそうになったであろう作品で..
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『猿の惑星』(1968)最高の脚本とラストシーンの演出!いまさら語るのもなんなんで…おそらく映画ファンを名乗る人々ならば、必ずや観ているであろう古典中の古典ともいえる本作品について、いまさらあれこれ言うのも野暮でありましょうから、作品が問いかけているとされる意味や隠喩のことは敢えて..
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『カリガリ博士』(1919)ホラー映画の起源的作品にして、ドイツ表現主義のエッセンス。もともとはドイツの巨匠、フリッツ・ラング監督で撮影が行われる予定だったのが、『カリガリ博士』という風変わりなタイトルを持つこの作品です。事情はよくは分かりませんが、最終的にこの作品を任されたのはロベ..