記事「短歌」 の 検索結果 17406 件
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2578 「神出鬼没」「詩人」「ひた向き」と 3人の先輩と私酒を飲んだ時など、昔を思い出すことがあります。記者としての駆け出し時代が特に懐かしいのです。小さな支局でした。支局長と私を含めた若者4人。3人はいずれも3、4歳ほど上で、私を生意気な弟のように感じて..
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雑談や思い出から生んだ短歌(2023年)子宮から生まれる命つきる時又貴女の中へもぐりこみたし うぶ声をいまかいまかと待ちわびる廊下に聞こえつたなきはつね 母と吾(あ)とともに乳房を失いきふれてさみしきうすき胸板 遺伝だとわ..
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友人宅訪問で考えたこと昨日、所用で友人宅を訪ねた。考えてみると、用事がなければなかなか会うこともなくなった。若い頃は、「コーヒーでも飲もうや」という電話一本で待ち合わせたものだった。特に用事というようなことはないが、ちょ..
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小島ゆかり.選(令和4年5月~令和6年1月)ミシンの手を止めて聴き入る「桜坂」吾子らも恋に苦しんだろうか(令和4年5月8日) 青空がふわっと落ちてきたようなネモフィラの丘息も色持つ(令和4年6月12日) 六十八歳(ろくじゅうはち)になる夏が..
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東海文芸.入選(令和3年4月~令和5年12月)。選:大辻隆弘・広阪早苗美容室の鏡が大きすぎるから死角を探して順番を待つ(令和3年4月6日) 新玉ネギ剥けばポロポロ失恋の2回分ほど涙を流す(令和3年5月18日) 大鍋で餡を煮ている母が居るいばらの緑を撫でれば今..
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食.食べる.食う紙の上の言葉の食材食べながら床に落とした言葉又探す 供え物の羊羹が気になり食べて良いよと母の声聞く ハムサンド口いっぱいにほおばりて床にこぼしたハムを又食う 好物のカレーの匂いに誘わ..
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3 24.1.21 エロティックな現代短歌の3大阪は夜半からずっと小雨が降り続いている。 今回は湯浅真沙子の歌集『秘帳』(1951)から。 生没年不詳で経歴を含め謎に包まれた人物だったようで、 ウィキペディアの湯浅真佐子の項をかなり参照..
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1 24.1.19 とりあえずはじめようどういう内容にしたいのか具体的な考えもないまま、 とりあえずは当ブログの紹介に書いたとおり、 性に関して思いつくままにダラダラとやってみよう。 さて、第1回に当たってなにを書くかも決めないま..
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2 24.1.20 エロティックな現代短歌の2おお、連日の記事更新! きょうは川上史津子の歌集『恋する肉体』から 聴きたいの我慢出来ずに洩らす声もっといっぱいなめてあげるね 背後(うしろ)から串刺しにされ潰されて溺れ死のうかベッドの海で..
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令和6年、明けましておめでとうございます。令和6年、明けましておめでとうございます。 本年も宜しくお願い申し上げます。 皆様のご健勝とご多幸を心よりお祈り申し上げます。 また、令和6年能登半島地震で被災されましたすべての人々にお見舞い申し..
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「涙・涙」他(2023年12月。さんたんか月例会)涙君さよならなんて洒落てるね涙腺ゆるく年はゆくけど ふいにこぼれし涙を欠伸でごまかして私はわたしの暗がりへ行く 花に合わせ秋風は強さを加減して揺すりつつ進む振り返らずに ウオーキング..
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「眼鏡」ほか(2023年11月)老眼鏡のビスの取れしを直すにも老眼鏡が要るではないか はっきりと見える世界がいいのやらわからなくなり眼鏡を外す もっと深く生きねばならぬと諭すのか秋の涙は乾きが悪い 朝焼けと夕焼けの..
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