記事「短歌」 の 検索結果 17220 件
-
みじかめに整へられて鏡には春の頭のうつりてゐるよ
-
美容師の指のつよきにほぐれつつシャンプー台にあふのけにゐる
-
春嵐すぎて廊下のかたすみに花びらひとつあるはかなしも写真は、空木。 映画『舟を編む』を観ました。 久しぶりにけれん味の少ない、おもねらない映画を観た気がします。
-
今夜は忍冬をすひかづらはつか黄ばみてゆくときのかをりを知るや少女をさなし
-
今年の螢袋が此の年も、螢袋が咲きはじめました。 ほたるぶくろのひとつひとつにほうたるの眠る夕べになりにけるかも 時ならぬ嵐も往きて山の辺に..
-
そらまめを空豆をゆがいていただきました。 今年の初物。 美味しい。 空豆のパンにそらまめかをりたち海辺のテラスにうみの風吹く
-
『奥出雲便り』 「月刊みずたまり」 五月号より『奥出雲便り』 「月刊みずたまり」 五月号より 吟行合宿へ行つてきました。短歌人会の「子の会」主催による一泊二日の吟行歌会です。本年で、第五回目となります。..
-
「おかへりなさい」「おかへりなさい」 インフルに登校停止の七歳と室にこもりてゲームするなり 早番のかあさんが置きわすれたる弁当にふりかけをかけ食べはじむ 七歳の..
-
さりながらさくら散りそめやさしさの錠剤二錠の乳白色の
-
アパートの窓より手をふる七歳の逆光にして顔のみえざる
-
かあさんが戻りしうへは文子さんに用なかりけりばいばいをせむつばめ。
-
一歳はとうさんのうで七歳はかあさんのせな おかへりなさい