記事「短歌」 の 検索結果 17406 件
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穂村弘 選 5首たった今トレーに捨てたお茶殻(ちゃがら)はもはや触れるもおぞましき体(一席) 前頭葉を熱くしながらシロは待つ朝刊くばる吾に恋して(二席) 淋しいかいなどと問(き)くなよかりかりに乾いて割れ..
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岡井隆 選 三席買物に肝斑(しみ)うく腕をさらしつつゆかねばならぬ肉を食うため 十分間 それは充分死ぬやうな思ひのことも過去となしゆく 自販機は明かし毒もち媚びて立つ虫は群れ来てつばめ夜に飛ぶ 焦(..
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NHK全国短歌大会強盗の度々押し入る店の名とテレビにて知るコンビニの建つ (平成十八年 NHK全国短歌大会 入選)
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岡井隆 選 二席閉じてある雨戸は開けられ過疎村に正月の灯のあふるる夕べ 数多ある星の全てを食ひ尽し朝(あした)の空は光を孕(はら)む おたがひに黙(もだ)する時が来るたびに帰ろと言へず海を見てゐる ..
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晩秋のコスモス晩秋のコスモス #今日の短歌 ベランダを片付けたけれど、なにか物足りない。 もう、ベランダには最小限度のものきり置かないと決めたのに、何か寂しい。コスモスくらいなら、いいだろうと、その濃..
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五七令 兩首(2023.10.27)五七令・酒池肉林 2023.10.27 -65093 酒池開墨花,肉林仙女笑容佳。 墨の花酒池に開けば肉林に仙女の笑みて美しからん 五七令・酒池肉林 20..
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月夜に想う妄想短歌です。#推し短歌 月夜に想う妄想短歌です。 ① 夏の日に届けたコーヒ―旨いかと今頃気になる月見て飲めり ② 月笑う未だ未練か行先を聞かずじまいのあのイケメンの ③ 君想う神無月の風吹きぬ遠きか..
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5 落第(承前)年が改まり大正十二年(1923)に入っても中也の短歌投稿は続けられた。また、二月には地域の文芸誌『白梅』を主宰していた毛利碧堂に、文学で「身を立てる」ことについて意見を求める書簡を送ったことが..
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4 西光寺行き(承前)1922年4月、中也は何んとか三年への進級をはたした。京都大学に進んだ家庭教師の後任には、村重という人が選ばれてきたのだが、実は、この高校生も文学志向があり、短歌なども創作していた。 中原は..
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3 芸術と短歌(承前)中也の学業成績が芳しくなかったことから、中原家では現役の高校生を家庭教師として寄寓させた。二年生になった中原は弁論部に入り、その舌鋒を磨いた?1921年の5月、中也を愛した祖父・政熊が他界する..
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島根県芸術文化センター グラントワ「柿本人麿没後一三〇〇年祭」柿本人麿公が亡くなって1300年にあたり、柿本人麿ゆかりのまち益田を広く発信するために行うイベント、伝承会や短歌会、ミニコンサートなどの催しもある。 【8月26日(土)】 09:00~ ホワイ..
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サラダ記念日本日7月6日はサラダ記念日だとネット上で騒がれています。実際には、7月6日は特定の全国的なイベントや記念日としては指定されていません。この記念日は、俵万智さんの歌集『サラダ記念日』の刊行を記念して設定..